発行元:ファクタ
感想
今月号で面白かったのは、この記事。
日本車が米国を走れなくなる
米国防総省が2017年12月31日までに、同省と取引する事業者に対して、米国のサイバーセキュリティ対策の標準である「NIST SP800-171」に準拠した情報システムの、導入を求めたんだと。SP800シリーズでは、サイバー攻撃的を防御力するための推奨技術を掲げ、具体的な対策と、対策を展開する手順などを定めているのだと。
で、これが何に関係しているかというと、最近はやりのコネクテッドカーに関係してくるとな。アメリカでは、高速道路で自動運転の実験をする際には、NISTのセキュリティ基準を導入することが求められているのだと。
でもって、日本車メーカーはこういう世界の流れに敏感だけれども、IT業界はビックリするくらいに疎い。
で、ホンダはそんな日本企業を切り捨てて、Huaweiを選んだ、と。いろんな意味でスゴイな。そして、なんでトヨタはマイクロソフトと組んだのかが、わかったわ。WRCのスポンサーにマイクロソフトがなったのには、そんな伏線があったのね。
空港コンセッション奇形化
コンセッションとは、公共施設の土地、建物を保有したまま運営権だけを、収益力の高民間に売却して任せる手法のことなのだと。この言葉、覚えておこう。
所有者不明土地対策で外国人所有野放し
まぁ、日本では外国人の土地所有者に制限がかかってないからね。ただ、日本国外に住む外国人は、保有する不動産の固定資産税や所得税などを納付するために、日本に納税管理人を置くことが義務付けられてるのだと。ただ、それでも、全部把握できないのだと。
エヌビディアの横暴AI界騒然
倍精度浮動小数点と呼ばれる64ビットの処理ができるテスラより、32ビットの処理に最適化された単精度とよばれるジーフォースとよばれるやつのほうが深層学習に向いているのだとな。
日産が組織的リコール飛ばし
そりゃ、売上高に占める日本の割合は10%以下だしな。車検制度なんて日本でしかないし、そもそも国家認定資格を持った人間が完成検査しなければならないなんて、車検制度を維持するためのものだからな。何時までもグローバル本社が横浜にあると思わないほうが良い。
日産ルノー連合なんて呼んでるの、日本だけだからな、他の地域ではRENAULT&NISSAN。ルノーがメインだ。
訪問お断り条例で崖っぷちの新聞勧誘
いやいやいや。訪問お断り条例ができたら、保険に、証券、自動車、そして新興宗教と、すべてが大変なことになるでしょう。なので、素晴らしい条例だと思いますな。
生産緑地投げ売りで地下暴落
するだろうなぁ。間違えなく。で、東京オリンピックのプチバブルで、もっと高く売り抜けると思っている浅はかな農家の親父は、余計に焦るのだろうな。で、サブリースのあの会社が儲かると。
文韓国が策す対北合流改憲
え!憲法って、そうコロコロ変えてはいけないのではないのですかwwww
もう、爆笑だな。ダブルスタンダード以下。しかし、北朝鮮に吸収合併されてどーするのか?まぁ、北朝鮮主導なら、ロケットも、核ミサイルも、手に入るけどな。西側の地域とか、そういうの全部なくなるけど。
で、今月号を読んでいたら、こんな本を読みたくなりましたな。
「平成デモクラシー史」
タイトル:FACTA 2018.2
発行元:ファクタ
オススメ度:☆☆☆☆(よいね)