WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

物流危機は終わらない 暮らしを支える労働のゆくえ

 

著者:首藤若菜

発行元:岩波書店

 

物流危機は終わらないまとめ

安くて便利。安くて高品質。日本のウリと言われているこれらのポイントは、トラックドライバーをイジメることで成り立ってるんだな、と納得。サービスが中心で生産性を上げるなら、価格をあげなきゃダメなんだね。

 

物流危機は終わらないを読んだ理由

物流に興味があったので

 

物流危機は終わらないで仕事に活かせるポイント

安いには気をつけろ

 

物流危機は終わらないの目次

宅配が止まる?

休めない、支払われない、守られない

悩む物流

経済のインフラを維持できるか

物流危機が問いかけるもの

 

物流危機は終わらないの感想

安さが正義!安くないと生活が成り立たないのです!モノが売れないのです!そういうヒステリックな感情に負けて、値上げができない。値上げができないので、物流業者をイジメる。そんなことしているから、物流業者がいなくなってしまう。もう、そんな時期になっている。値上げしても無理のんだよ。そもそもドライバーがいなくなってきた。ドライバーがいなくなると、モノが届かないんだ!

「そんなこと言われても困るんだ!なん」しろ!」というだけの人になるのか?それとも違う手段を選べる人になるのか?もう、選んでも手遅れなんだけどさ、という話はさておき。

物流が止まると、経済が止まるんたよ。それでわからない人には「トラックドライバーをイジメたので、貴方はご飯を食べることができませんよ」って伝えればいいのかな。

 

 

タイトル:物流危機は終わらない 暮らしを支える労働のゆくえ
著者:首藤若菜
発行元:岩波書店

後藤新平 日本の羅針盤となった男

 

著者:山岡淳一郎

発行元:草思社

 

後藤新平 日本の羅針盤となった男まとめ

ムダな再開発で東京の風景が、壊されていく。よく言われることですが、みんなが知っている東京を作ったのが後藤新平関東大震災によって壊滅的に破壊されてしまった東京を、未来の天下国家を考えて作った男。大局にたち、しっかりとした未来を考え、そのために動き続けた男です。かっこいい。

 

後藤新平 日本の羅針盤となった男を読んだ理由

東京のベースをつくった人間に興味があったので

 

後藤新平 日本の羅針盤となった男で仕事に活かせるポイント

とくになし

 

後藤新平 日本の羅針盤となった男の目次

地獄の季節

疫病との戦い

台湾統治

満鉄創業

政争と政変のなかで

帝都壊滅

帝都復興 見果てぬ夢

 

後藤新平 日本の羅針盤となった男の感想

後藤新平というと、関東大震災直後の東京市長であり、江戸の姿を残していた街を近代都市に進化させた政治家として有名。それくらいの認識しかなかったのですよ。現代史に少ししか名前が登場しないですしね。でも、後藤新平の功績はそれだけではない。台湾で、満州で、国家百年の計を考えて政治を行っていた。

すごいな。

でも、後藤新平は医師であり、官僚でもあったんだよね。すべては生まれ育った東北に帰結する。朝的と差別される土地に生まれながらも、天下国家を考え動いた男。

すごい男ですな。

 

 

タイトル:後藤新平 日本の羅針盤となった男
著者:山岡淳一郎
発行元:草思社

ハーバードビジネスレビュー 2023年8月号

 

発行元:ダイヤモンド社

 

ハーバードビジネスレビュー 2023年8月号まとめ

やっぱしちりつものストレスはやばいんだよな。徐々にコップに水がたまっていって、どこかであふれるわけだからな。そういうことを避けたいのだけれど、なかなか避けることはできないわけで。部下のそんな状況をマネジメントしろって言うのも、難しいわけで。

 

ハーバードビジネスレビュー 2023年8月号を読んだ理由

月に一度のお勉強

 

ハーバードビジネスレビュー 2023年8月号で仕事に活かせるポイント

知的な対話御する組織風土がないと、組織はうまくいかない。同調やどうかが求められ、厳しい上下関係の中で、同じような教育を受けたエリートが密閉空間で意志決定する。このような状況を心理的安全性が欠けた組織という。ノーと言える空気がなく「自分の顔色を見て察してくれ」という上長の言葉まで残っている、つまり言葉を奪い、顔色や空気で判断する組織では、イノベーションは生まれない。頭を使って気を遣う組織ではイノベーションが生まれない。

 

ハーバードビジネスレビュー 2023年8月号の感想

今月号の特集は「マイクロストレスその正体と対処法」。わたし、過労とストレスでメンタルをぶっ壊しているのです。なので、こういう記事を読んでお勉強しなきゃイケないのですが、いまだにこういう記事を読むと、ブルブル身体が震えてくるのですよ。

治りきってないですな。

だから、怖いんだよね。

で、この特集に関する論文よりも野中郁次郎さんと小野浩さんの対談が良かった。人的経営って最近人気ですけれど「それはどういうことなのか?」と言うことが書かれております。均一化された組織、同質化された組織じゃないんだよな。多種多様な意見を認めると言うけれど、自分と違った意見は認めない。THE日本企業。そんな会社にいれば、心も潰れますよ。

議論や対話が必要なんだよ。政治や足の引っ張り合いじゃないんだよ。

 

 

タイトル:ハーバードビジネスレビュー 2023年8月号

発行元:ダイヤモンド社

 

日経ビジネス 2024.04.22

 

発行元:日経BP

 

日経ビジネス 2024.04.22まとめ

もうASEAN諸国は日本より先に進んでいるんだよな。東南アジアは日本より遅れている…なんて発想でいる事自体が間違いなんだよな。

 

日経ビジネス 2024.04.22を読んだ理由

週に一度の情報収集

 

日経ビジネス 2024.04.22仕事に活かせるポイント

特になし

 

日経ビジネス 2024.04.22感想

特集は「ASEAN牙城の再建 トヨタ・ホンダ・味の素の覚悟」。ASEANは、東南アジア諸国は、日本より先に進んでいる社会なんだよ。そりゃ、まだ貧しい人もいる。でも、富裕層は日本人より圧倒的に金持ちだしな。宗教も民族も取得も大きく違うASEANでは丁寧なビジネスが必要とされるんだよ。ただ、安い!だけじゃ、中国メーカーに勝てないんだよ。まぁ、それは他の地域でも同じだけどね。

 

ということで他に面白かった記事はこれ。

 

「批判先行の大阪万博 残る1年、重い宿題」

万博とかオリンピックとか世界選手権とか、日本で開催する必要あるのかね?という疑問が。開催が決まったものは、規模を小さくして実行してしまい、あとはやらなくていいんじゃなかろうか?

 

「シャオミ、中国EV市場の破壊を加速」

参入から24時間で9万台弱のEVを販売したシャオミ。ケータイメーカーからEVメーカーに。EVとしての性能も良いけど、それ以上に圧倒的に安い。テスラモデルSの半額、テスラで一番安いモデル3よりも安い。これ、ただ単に高い車が売れなくなっただけな気がする。

 

トヨタもホンダもソフト技術者獲得急ぐ車載2兆円市場の担い手争奪戦」

ソフトウエア車両定義(SDV)の開発戦争が起きてるのだと。で、IT企業が主導権を握りそうなんだって。自動車メーカーは高い報酬出せないしね、と。まぁ、そうやって日本車メーカーは廃れてくんだろうな。自動車の転換期だもんな。

 

そんな今週号を読んでいて読みたくなった本はこれ。

 

 

TSMC 世界を動かすヒミツ

TSMC 世界を動かすヒミツ

Amazon

 

 

タイトル:日経ビジネス 2024.04.22
発行元:日経BP

日経ビジネス 2023.07.17

 

発行元:日経BP

 

日経ビジネス 2023.07.17まとめ

やっぱし、知財をしっかりと持っている会社は強いんだよなぁ。で、この知財って技術的なこと、特許的なことももちろん入るのだけれど、コンテンツに関する権利も含まれてくる分けなんだよな。そう考えると、任天堂って強いよな。

 

日経ビジネス 2023.07.17を読んだ理由

週に一度の情報収集

 

日経ビジネス 2023.07.17で仕事に活かせるポイント

みんなと同じことをしない

 

日経ビジネス 2023.07.17の感想

特集は「知的経営ランキング 特許で攻める村田製作所」ですね。日経ビジネスの独自集計ですね。1位が村田製作所、2位がJT、3位が東京エレクトロン、4位が日東電工、5位がAGCですね。ここからなにかが見えてきますね。やっぱし、素材系、精密機器系が強いんだな。なお、これは特許の情報を使う「パテントサイト」というサイトを利用して算出したモノなのだとな。完全文系の私にはなかなか入っていけない世界ですな。

 

で、他に面白かった記事はこれ。

 

「落日の大手電力 再生へ瀬戸際の抗戦」

もう、再生可能エネルギーだけじゃ電力まかなえないのだから、原子力発電の利用を再開しないとダメでしょう。まぁ、そもそも人口が減るわだしな。人口が減った首都圏郊外に原発を新設するのもいいんじゃないかしらね。で、そこに交付金を落としつつ、廃炉になった自治体からは交付金を引き上げればいいんじゃないでしょうかね。もう、国土の均一な発展って無理なんだから。

 

「テスラが下層発電所に注力」

さすがだな。イーロン・マスク。下層発電所(VPP)とは、太拠点にある多様なエネルギー資源(太陽光発電風力発電、蓄電池、発電機など)を束ねて制御し、1つの発電所として運用管理する技術やシステムなのですけれど、ここに参入しているのだという。もう、丹那r自動車会社じゃないんだよな。どうした、CAHdeMOは。BYDとか、テスラに日本の自動車メーカーが勝つことはないよ。てか、ヨーロッパの自動車メーカーも、アメリカの自動車メーカーも、韓国も、中国のメーカーも勝てない。発想が違いすぎる。ハードウェアメーカーじゃないんだよ。ソフトウェアメーカーでインフラも持っているんだよ。で、さらに自社開発してるんだもの。このスピード感に勝てる既存の自動車メーカーはない。

 

「台湾有事に有効な経済制裁なし」

だろうねぇ。中国は、イラクや、北朝鮮、ロシアを見て学んでいるモノ。どうやって台湾有事を起こさせないか?ってことに注力して、台湾有事に備えた中国が内部崩壊するのか?を考えないとな。まぁ、景気が減速して、少子化が加速すると戦争どころじゃなくなるのだけれどね。

 

そんな今週号を読んでいて読みたくなった本がこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか、最近日経BP記者の署名記事が増えてませんかね?それも単なる署名記事じゃなくて、写真と、経歴まで入っているという。ナニカが変わりつつありますね。

タイトル:日経ビジネス 2023.07.17

発行元:日経BP