カンマニのWEB銭

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さん「カンマニ」が綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2019.09.23

発行元:日経BP

 

まとめ

むかしはお年寄りが少なかったから、生きているだけで敬われたんだよな。そして、時代の流れも緩やかだったから、「亀の甲より年の功」と言われて老人の知識力がありがたがられたんだよな。でもね、いまは老人のほうが多い時代だしね。そして、今の情報や、技術なんて3年で陳腐化しちゃうからね。そりゃ、知識や、技術の積み重ねは重要だけれど、積み重ねていく速度はシャレにならないほど早いからなぁ。そりゃ「判断力低下」とか言われるよな。

 

この本を読んだ目的

毎週の習慣ですね。新聞を読むよりも、日経ビジネスを読んだほうが良いですよね。

 

感想

今週号の特集は「踏み間違いだけじゃない 判断力低下社会 企業にも迫る危機」ですね。むかしはお年寄りが少なかったから、生きているだけで敬われたんだよな。そして、時代の流れも緩やかだったから、「亀の甲より年の功」と言われて老人の知識力がありがたがられたんだよな。でもね、いまは老人のほうが多い時代だしね。そして、今の情報や、技術なんて3年で陳腐化しちゃうからね。そりゃ、知識や、技術の積み重ねは重要だけれど、積み重ねていく速度はシャレにならないほど早いからなぁ。そりゃ「判断力低下」とか言われるよな。そして、その技術の進歩は日常的に使う品々にも展開されているからなぁ。昔だって、お年寄りはボケていたし、アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えることはあっただろうけれど、マニュアルだから踏み間違えたら車が停まるだけだしな。そして、それより前は籠とか、馬だから「踏み間違える」ことすら起きないからなぁ。

 

40を超えると速すぎる時代の流れは他人事じゃないので、置いてけぼりにならないように頑張ろう。そして、時代についていけなくなったら、静かにこの世をさろう。まじで。

 

で、他に面白かった記事。

 

「新型主力モデルは50ドル iPhoneに忍び寄る格安スマホ
いや~もう、スマホって、これより新しい価値を提供することはないでしょう。となると、価格の勝負になるものな。となるとハイエンドスマホは、立ち行かなくなるよなぁ。まだ、iPhoneは信者がいる分なんとかなりそうだけれど、サムスンとか終わるだろうな。

 

赤城乳業 1000本ノックで奇抜さを育む」
すげー赤城乳業。新商品開発を若手の1人でおこなうんだって。チームじゃなくて。決裁を仰ぐための役員プレゼンから、原材料や、資材の発注指示まで。すげーよ。そして、1年間で1000個の商品アイディアを考えさせるっていうのもすごい!

 

そして、そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略

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SNSでシェアされるコンテンツの作り方

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同窓会に行けない症候群

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なぜ倒産 平成倒産史編

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SEのための図解の技術、文章の技術

著者:谷口功
発行元:技術評論社

 

まとめ

「SEのための」って謳っていますが、これ、システムに携わる人々は、みんな読んだほうが良いほどの、良書ですね。「正しい文章を書くこと」と「わかりやす文章を書くこと」とはどういうことなのか?がよくわかります。読みやすい文章であり、かつ、誤解されにくい文章であることが、何よりも重要なんですよね。

 

この本を読んだ目的

毎年毎年のことですが、今年入社した新卒さんの文章を「わかりやすい」というか「最低限」のレベルに引き上げるためのヒントとして、読んでみました。やはり、良書ですね。

 

目次

第1章 SEがユーザ/顧客に提示する文章
第2章 文書がユーザ/顧客にわかってもらえない理由
第3章 文書を構成する要素
第4章 平易で読みやすい文書の「構成」よ「展開」
第5章 読みやすくわかりやすい日本語表現の基本技術
第6章 読みやすくわかりやすい文章にする図解表現技術
第7章 文章別の表現技術

 

感想

「SEのための」という枕詞がついているけれど、SE以外の方も読むべき良書です。システム系のお仕事をしている人は、SEだって、営業だって、総務人事だって、読むべき良書です。

 

世の中、アジャイルだとか、リーンだとか言われていますが、どんな手法を選んだって、最低限のドキュメントは必要になるわけです。そして、最低限のドキュメントで「何を伝えたいのか?」が、はっきりわかるようになっていなければだめなのです。サンドイッチマンじゃないですが、「ちょっと何いってるのかわからない」じゃだめなんですよね。

 

コチラ側が伝えたい情報が、確実に伝わる。

 

そんな文章の書き方が、この本には詰まっています。

 

そして「SEのための」とあるので「SEの人」が、書くであろう文章ごとに「要素」と「書き方」をまとめているのが、とても良いポイントであったりします。

 

・提案書
・要求仕様書
・マニュアル/説明書
・その他文章(報告書/質問書/議事録)

 

に関して、「要素」と「書き方」と、さらに必要な「グラフ」の書き方使い方まで、教えてくれるのが素敵です。

 

・グラフ
・ツリー表現
・特性要因図
・円とベン図
・プロセス図
フローチャート
・シーケンスチャート
・アクティビティチャート
・コラボレーション
ガントチャート
・アローダイアグラム
・データフローダイアグラム(DFD)
・ER図
ユースケース
・ブロックダイアグラム図

 

わたしも理解が間違っているものが、この中にもありました。

 

何度も繰り返しますが、SEという職種以外の人も読んだほうがいい良書ですよ。

 

SEのための図解の技術、文章の技術

SEのための図解の技術、文章の技術

 

 

検証 平成建築史

著者:内藤廣、日経アーキテクチュア
発行元:日経BP

 

まとめ

平成から令和に。いろんなまとめ本がありますが、建築というククリでまとめているのはこの本だけかと。平成30年間。失われた30年なんて言われていますが、大災害がたくさんあった時代なんですよね。建築にインパクトを与えたといえば、阪神大震災東日本大震災。震災はもちろん建築に与えたインパクト大なわけであってね。バブルの崩壊から始まった平成は、建築物においても、大きな時代の転換点だったんだよな。

 

この本を読んだ目的

わたし、結構建築が好きなんですよ。江戸東京たてもの園とか、お気に入りの場所ですしね。シカゴではフランク・ロイド・ライトのアトリエにも行ったくらいですから。そりゃ、読みますよね。

 

目次

プロローグ 平成全社
1 災害・事件・社会編
2 建築デザイン編

 

感想

平成から令和に。時代の流れはとても早いわけですよ。この30年間で何があったのか?大喪の礼の時、コンビニが休業していたのは覚えているけれど、それ以外のことは、あまり覚えていない。

 

そんな記憶を揺さぶってくれるのが、この本です。

 

そうだった。

東京駅がリニューアルしたのも、平成のお話だった。てか、リニューアルしたんだよね。そのすぐ近くで働いているのにも関わらず、忘れていましたわ。公示をしていたことは覚えているけれどね。

 

横浜の大桟橋も、平成に誕生した建造物なんだな。六本木ミッドタウンも、表参道ヒルズも。

 

忘れてしまったことがいっぱいある。

 

そして、平成の30年間は大災害の連続だった。

 

阪神大震災や、東日本大震災が建築デザインに与えた影響は大きかったんだよな。

 

そして、平成の時代で明らかになったのは、超高層ビルのメンテナンスと、解体工事。
赤坂プリンスホテルの解体工事もしっかりと掲載されているのが好感触ですな。しかし、どーすんだろうな。タワマンや、超高層ビルのメンテナンスや、解体って。それが令和時代の課題になるんだろうな。

 

 

検証 平成建築史

検証 平成建築史

 

 

 

 

「最強」ソリューション戦略

著者:高杉康成
発行元:日本経済新聞社出版

 

まとめ

ソリューション営業とは、相手の信頼を勝ち取ることなのだ。信頼とは、相手もまだ気づかない課題を可視化し、その課題解決を助けるお手伝いをすることなのだ。まかり間違っても「なにかお困りごとはないですか?」と、顧客に確認してはだめなのだ。部外者なのに何がわかるんだ?と言われることもあるけれど、部外者だから知っていることもある。その情報ギャップを見つけることこそが、重要なのである。もちろんそれだけで、ソリューション営業が成功するわけがないけれど、この情報ギャップを見つけることを始めなければ、成功することは、ないのである。努力したからといって成功するとは限らないが、成功した者はすべからず努力をしているってやつと同じですな。

 

この本を読んだ目的

B2Bデジタルマーケティングったって、極論すれば営業支援なので、営業支援、営業の効率カニカンスリ資料は片っ端から読んでおります。で、気がついたのですが、B2Bデジタルマーケティングなんて、まどろっこしいことを言っていますが、B2Bだろうが、B2Cだろうが、デジタルだろうが、アナログだろうが、マーケティングには結果が求められている時代になったんだなと思う今日このごろです。

 

目次

序章 なぜ自社のソリューション戦略は失敗するのか
第1章 顧客に驚きを与える 潜在ニーズの探索とソリューション提案
第2章 「最強」ソリューション戦略 ソリューション活動、教育、モチベーション、組織の超連鎖
第3章 5つ星ソリューション活動 情報マネジメントとソリューション活動の融合
第4章 社員を早期戦力化する 自己成長型時短教育システム
第5章 役立ち度を体感させる モチベーション向上目標管理制度
第6章 この潜在力を引き出す 1割の支援で9割を活かす組織づくり
第7章 ソリューション戦略を加速させる新製品開発 製品✕販売力のシナジー効果を高める

 

感想

世の中、ソリィーション営業が大流行です。たんなる、物売りではなく、ソリューションを提案する。ある方面では「コンサル営業」なんて言われていたりしますよね。

 

で、営業の世界で、このソリューション営業や、コンサル営業が「できる人材が少ない」とか、「やろうとしてもうまく行かなくて失敗している」という話が溢れかえっているわけですよ。

 

そりゃ、難しいですよ。ソリューション営業に、コンサル営業。

 

というところで、少し立ち止まる。

 

ソリューション営業、ソリューション提案って何? ただ単に解決策を営業するだけ?提案するだけ?コンサル営業にしても同じだ。コンサルタントを売るための営業をするわけじゃないんだから。

 

というところから、本書は始まります。

 

本書では、ソリューション(営業)を次のように定義しております。

 

ソリューションの時代がやってきました。製造業では、「モノからコトへ」という発想の中、、単にモノを販売するだけでは顧客の満足度は上がらなくなってきました。新たなサービスを更かし、モノとコトを合わせたソリューションの提供が求められています。

 

おお。

ものより思い出ではなく、ものからことなんですね。

モノとコトの組み合わせで、顧客にメリットを提案していくと。

でも、これがうまく行かない、行ってない現実がある。
もちろん、それはなぜか?の定義も、次のようになされている。

 

なぜソリューションはうまく行かないのか?実は、そこにはソリューション戦略における3つの勘違いが大きく影響しています。
その1つは、ソリューション活動を個人に依存しすぎることです。ソリューション活動は、一見、個人の高いスキルを活かすことがともめられるように思えます。しかしながら、そのやり方だと、一部の優秀な人以外は質が高まらないばかりか、個人間のばらつきも発生するため、企業全体のソリューション提案力は高まりません。
2つ目は、デジタル化されたシステムに依存しすぎることです。デジタル化の波は、これからも主役となることは間違いありません。しかしながら、その依存度を挙げすぎると、企業内部における対人コミュニケーションの機会が極端に減少してしまうため、ソリューション活動で重要な顧客との密なコミュニケーションのスキルを低下させてしまう懸念があります。その結果、顧客が潜在的に持っているニーズを把握することがより難しくなります。
最後は、目の前の顧客だけを見てしまうことです。ソリューション提案の相手先である顧客の樹王法に精通することは、いうまでもありません。ところが、役立ち度をより高めようとすると、顧客だけではなく、顧客の顧客にも精通しなければなりません。それを知ることで、顧客の製品・サービスの付加価値向上の提案につながるからです。

 

もうね、この2点を教えてもらっただけ、なんとなく思っていたけれど、ビシッと言語化してくれただけで、本書に対してお金を払う価値はあります。ソリューション(営業)というと「個人スキルに頼る」とか「ツールに頼る」とか「顧客をよく見る」とか言われておりますが、これは間違いであったと。よろしくなかったと。「なんでよろしくなかったのか?」その理由を教えてくれる、だけでも、本書を読んむ価値はあります。

 

MAや、SFACRMや、DMPに、BI。そんな単語に騙されただめなんだよ、と。あれば便利だけれど、あるだけじゃだめで、ちゃんと使いこなす必要がある。毎月バカ高いライセンスフィーを払うだけではだめだと。

 

では、どうすればいいのか?

 

その点に関しても、しっかりと説明されていて、素敵です。

 

売り手が知っていて顧客が知らない情報が存在する状態を、本書では情報ギャップと呼ぶことにします。この情報ギャップは、ソリューション活動を行っていく上での前提となります。そして、この情報ギャップを埋めていく活動がソリューション活動なのです。

 

顧客はあまり、自分のことを知らないということですよ。自社の業務に視野が狭められていますからね。そんな、顧客が知らないことを見つけ、その情報を埋める作業をすることが重要なんだと。そこをきっかけにコミュニケーションを開始し、その過程で使うツールがMAや、SFACRMや、DMPに、BIでありますよ、と。まずは、情報を埋める努力をしましょうよ、いきなりツールから入るの辞めましょうよというこの考えにはすごく賛成できますな。そこまではっきりと書いてはないですけれどね。

 

本書ではソリューション活動をするための営業方法(ソリューション活動と本書では読んでいますが)だけでなく、教育システムは、組織支援、モチベーション向上といった軸で、諸々の情報を整理してくれる素敵な本です。

 

すべてを読み取っても良いですし、どこかの軸だけで本書を読んでも良いですし、図表だけを見て「ふむふむ」と納得しても良いという、素敵な作りになっております。

 

そんな本書の中で、私の心を鷲掴みにしたのは「モチベーションのお話」と「だめ営業」のお話ですな。

 

で、それは何かといいますと。

 

お給料じゃ、モチベーションは上がんね-よってお話。

 

「給与が低いので給与を改善すればモチベーションが上がる」というように考えることも多いでしょう。ところが、給与は衛生要因となるため、これを改善しても基本的にはモチベーションは高まらないということになります。つまり、給与はあって当たり前の衛生要因であるため、低い、あるいはそれが無ければ不満は高まるが、これを改善したからといってモチベーションは向上しないという考え方なのです。同様に、会社の方針と管理、労働条件、監督者(上長)との関係、同僚との関係なども衛生要因とされています。
一方、モチベーションを向上させる動機づけ要因としては、何らかのミッションを達成した際の達成感、企画した施策などを承認される(認められる)こと、仕事そのものにやりがいがあること、仕事に責任を持たされること、昇進すること、自分が成長していることを体感できること、といった要因が
動機づけ要因として述べられています。

 

 

「何か困っていることはありませんか」はソリューション活動では禁句
「私は提案ができないので、あなたの方から困っていることを教えて下さい」と言っているのに等しいのです。

 

もう、御用聞きの営業じゃだめってことだよな。

 

で、「私は提案ができないので、あなたの方から困っていることを教えて下さい」って、コンペを待っているだけだから、だめっすよね、と思う今日このごろですな。

 

「最強」ソリューション戦略

「最強」ソリューション戦略

 

 

恋する統計学 推測統計入門

著者:金城俊哉
発行元:秀和システム

まとめ

誰かに教わったこともなければ、学校で統計学をちゃんと学んだことのないわたし。そんな私にとって、こうやって統計学を体系立てて教えてくれる本はありがたいです。数式満載で、泣きたくなるけど。

 

この本を読んだ目的

仕事でバリバリと分析する、そんな最前線にでることはなくなりましたが、こういう本を定期的に読んで頭の整理をしなくてはね。


目次

Chapter0 統計学のススメ
Chapter1 データの背後にある集団を知る(母集団)
Chapter2 世の中の事象を把握する(確率と二項分布)
Chapter3 母平均を計算結果から幅付きで予測する
Chapter4 母分散を計測結果から幅付きで予測する(母分散の区間推定)
Chapter5 母集団の平均に関する検定(統計的仮説検定①)
Chapter6 独立した2群の検定(統計的仮説検定)

 

感想

バリバリと分析する、そんな仕事の現場からは離れてきましたが、統計学を学校てちゃんと学んだことのない私としては、たまにはこの手の本を読んで、脳みそを整理しなければなりませんよね、と。

 

この本なにがすごいのかというと、計算過程が省力されずにしっかりと書かれていること。そして、どんな公式や数式が必要なのかがわかるようになってること。

 

すげーな、少しおふざけなタイトルがつけられておりますが、統計学や、数学に恋してなければ、この世界を楽しむことはできないといえば、できないので、正しい話ではありますな。

 

恋する統計学 [推測統計入門]

恋する統計学 [推測統計入門]