著者:首藤若菜
発行元:岩波書店
物流危機は終わらないまとめ
安くて便利。安くて高品質。日本のウリと言われているこれらのポイントは、トラックドライバーをイジメることで成り立ってるんだな、と納得。サービスが中心で生産性を上げるなら、価格をあげなきゃダメなんだね。
物流危機は終わらないを読んだ理由
物流に興味があったので
物流危機は終わらないで仕事に活かせるポイント
安いには気をつけろ
物流危機は終わらないの目次
宅配が止まる?
休めない、支払われない、守られない
悩む物流
経済のインフラを維持できるか
物流危機が問いかけるもの
物流危機は終わらないの感想
安さが正義!安くないと生活が成り立たないのです!モノが売れないのです!そういうヒステリックな感情に負けて、値上げができない。値上げができないので、物流業者をイジメる。そんなことしているから、物流業者がいなくなってしまう。もう、そんな時期になっている。値上げしても無理のんだよ。そもそもドライバーがいなくなってきた。ドライバーがいなくなると、モノが届かないんだ!
「そんなこと言われても困るんだ!なん」しろ!」というだけの人になるのか?それとも違う手段を選べる人になるのか?もう、選んでも手遅れなんだけどさ、という話はさておき。
物流が止まると、経済が止まるんたよ。それでわからない人には「トラックドライバーをイジメたので、貴方はご飯を食べることができませんよ」って伝えればいいのかな。
タイトル:物流危機は終わらない 暮らしを支える労働のゆくえ
著者:首藤若菜
発行元:岩波書店