著者:富田武
発行元:中央公論新社
シベリア抑留のまとめ
いま現在(2022年6月17日)、ウクライナではロシアとウクライナが戦争をしている。戦争を辞めるために、ウクライナはロシアの侵略を受け入れろ、的なことを言っている日本の政治家がいる。ロシアの前身となるソ連が侵略した土地で、捕虜とした敵国兵にたいして、どういう扱いをしたのかが、この本でよくわかる。もし、どこかの国が攻めてきたら、わたしゃ、家族のために戦うな。祖国よりも、家族だな。
シベリア抑留を読んだ理由
ロシアとウクライナの戦争の未来を考えるため
シベリア抑留で仕事に活かせるポイント
とくになし
シベリア抑留の目次
序章 矯正労働収容所という起源
第1章 200万余のドイツ軍捕虜 侵略の「人的賠償」
第2章 満州から医僧された日本軍捕虜 ソ連・モンゴル抑留
第3章 「現地抑留」された日本人 忘却の南樺太・北朝鮮
終章 歴史としての「シベリア抑留」の全体像
シベリア抑留の感想
わたしは、戦争についてよく考えていなかったのだな、と痛感した。戦争もたらした悲惨な結果。満州の地にいた日本人は、攻め込まれたソビエト軍によって捉えられ、悲惨な抑留生活を送らされた。
そこには、当時は日本という扱いであった朝鮮半島出身者しかいないものだとおもっていた。
そんなことはないのだ。
ソ連はドイツとも戦争をしていた。日本人抑留者や、捕虜に対する扱いは、ドイツ軍やドイツ人にらいするそれと変わらなかったのだ。なんと、私の考えが浅はかなことだったのだ。ソ連軍は、満州以外、樺太や、千島列島からも攻め込んできたのだ。
なんだろう。戦争の悲惨さと同じくらい、自分の知識の薄っぺらさを知ることができた。
もっと学ばなければ
タイトル:シベリア抑留
著者:富田武
発行元:中央公論新社