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総理にされた男

著者:中山七里
発行元:NHK出版

 

 

総理にされた男まとめ

総理大臣にそっくりだった売れない役者が、総理大臣の影武者として活躍する政治小説小泉政権、安倍政権で起きた事件をモチーフにして作られたプロットは最高。ロシアのウクライナ侵攻があった今、この本に書かれている内容が起きないことを祈ります。

 

総理にされた男を読んだ理由

スッキリしたかったので

 

総理にされた男で仕事に活かせるポイント

人は話し方が9割

 

総理にされた男のあらすじ

人気の総理大臣である真垣総理にそっくりでそのモノマネをネタにしていた加納慎策。その加納が謎の集団の拉致られてしまった。その集団のボスは真垣内閣の官房長官だった。いきなりはじまった完全なりきり総理大臣生活。売れない役者は総理大臣をしっかりと演じきれるのか?日本に明るい未来を導くのか?

 

総理にされた男の目次

閣僚
野党
官僚
テロ
国民

 

総理にされた男の感想

みんな政治に文句がある。文句はあるけれど、詳しく知らない。もちろん、代わりに政治家なんてなれるわけがない。

それは、本書の主人公、加納慎策も同じ。総理大臣を真似して、ちゃかすくらいがちょうどよかった

そんな人物に訪れた大問題。

今日から貴方は総理大臣。

総理大臣のモノマネから、いつの間にか本物の総理大臣に。

リアルにおきた事件をベースに繰り広げられるストーリーは「あー俺もそう思ってたよ!」の繰り返しで、読後感は超すっきり。

ストレス発散におすすめの一冊。

 

 

タイトル:総理にされた男
著者:中山七里
発行元:NHK出版