著者:瑞佐富郎
発行元:スタンダーズ・プレス
まとめ
Youtuberとしての長州力が大人気だ。現役時代の長州力しか知らないと、いまの面白いおっさんな長州力は想像もできない。長州力の相方状態の武藤敬司だって、You Tubeしかみなければ、単なる面白いおっさんだ。神奈月の相方のようにも見えてしまうほど。そんなプロレスラーばかりではない。肉体を酷使し、その体がボロボロになりリングを降りる人ばかりなのだ。そんなレスラーの話がぎっしり。そうそう、長州力も収録されてます。武藤敬司は名前がたくさん出てきます。両膝人工関節なのに、まだ現役な武藤敬司はすごい。
この本を読んだ理由
プロレス好きなので
仕事に活かせるポイント
健康が何より。病気も、怪我もしっかり治す。
目次
阿修羅原
アントニオ猪木
ザ・グレート・カブキ
前田日明
ジャンボ鶴田
スタン・ハンセン
浅子覚
垣原賢人
馳浩
SUWA
ミラノコレクションA.T
力皇猛
小橋建太
田上明
佐々木健介
井上亘
天龍源一郎
スーパー・ストロング・マシン
アブドーラ・ザ・ブッチャー
飯塚高史
長州力
獣神サンダー・ライガー
中西学
感想
プロレスラーの引退試合と引退の時の言葉をギッシリと集めた本です。大仁田厚のように何度も引退と現役復活を繰り返しているレスラーは出てきません。まぁ、繰り返しているレスラーも出てきているのですが、基本的には「ちゃんと引退したレスラー」というくくりになっています。
プロレスラーは過酷な仕事です。五体満足でリングから降りられるレスラーは少ないし、リング上で亡くなってしまうレスラーもいる。
そう考えると、この本に紹介されているレスラーの方々は、みんな幸せなレスラーなのでしょうね。
あれだけ大きな身体で、あれだけ激しく動けば、そりゃ、身体はもたないですよってね。格闘技と違って受けの美学がある世界ですから、いくらストーリーが決まっているとはいえ、身体への負担と言ったら半端ないかと。
そんな話がたくさん聞けます(読めます)。
とくに昭和のプロレスが好きな私には阿修羅原や、カブキ、ハンセン、前田日明、長州力、ブッチャー、ジャンボ鶴田の話がグサグサ刺さりまくりまし。
みんな、カッコいいよ!
タイトル:さようなら、プロレス 伝説の23人のレスラー、その引退の真実と最後の言葉
著者:瑞佐富郎
発行元:スタンダーズ・プレス