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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

韓非子 第ニ冊

訳者:金谷治
発行元:岩波書店

 

 

韓非子 第ニ冊のまとめ

やはり、性悪説でものごとを考えている韓非子の教え(考え)はしっくりきますね。ただ、ここに書いてある教えをそのまま実行したり、そのまま口に出したら、ものすごく嫌なヤツになってしまいますね。

 

韓非子 第ニ冊を読んだ理由

名伯楽の出典元を読破したかったので

 

韓非子 第ニ冊で仕事に活かせるポイント

特になし

 

韓非子 第ニ冊の目次

解老 第二十
喩老 第二十一
説林上 第二十ニ
説林下 第二十三
観行 第二十四
安危 第二十五
守道 第二十六
用人 第二十七
功名 第二十八
大体 第二十九
内儲説上七術 第三十
内儲説下六微 第三十一

 

韓非子 第ニ冊の感想

孫氏や、孔子に比べると、いまいち日本じゃ有名ではない韓非子。やっぱ、性悪説で、現実的な話をとくとくと述べているスタイルは、受け入れられにくいのかな? 読んでいても、明るい気分にならないしね。

でもね、中間管理職として、上司の言うことを聞きつつ、部下を動かして、仕事を進める。そんなポジションにあって、韓非子は最適な教科書だと思うんだよな。具体的に部下を動かすには、どうすればいいか? が、書かれているからね。

でも、韓非子に教えられたことを、そのまま実行したら、かなり嫌なヤツになってしまうかもしれないですなw

なお、伯楽についての話が出てくるのは説林下でしたね。

 

 

タイトル:韓非子 第ニ冊
訳者:金谷治
発行元:岩波書店