発行元:日経BP
まとめ
中小企業を無理に再編しなくてもいいと思うよ。かといって、いまのままもだめだとおもうよ。自然淘汰される仕組みを作るといいんじゃないかなぁ。「この会社、どうやって儲けているのだろう」って会社はたしかにあるしな。そういう会社の社長になりたいなwそういう会社を進化させるお仕事を、本当はしたいんだよな。
この本を読んだ理由
アタマがポンコツになっても、週に一度の情報収集は欠かせません
仕事に活かせるポイント
省スペースを利用しての野菜生産は、未来があると思うのだよね。みんなが少しずつ、農業を行うことが、地球環境を守ることにつながると思う。
感想
今週号の特集は「大は小を兼ねない 中小企業再編論の罠」。毎日新聞や、シャープが中小企業ってありえないだろうw資本金だけがものさしではないとはいえ。日本には数多くの中小企業があって、その中小企業が日本の産業を支えているのは間違いないのだけれどね。新陳代謝がないような気がするんだよなぁ。昔から生き残っている企業ばかりで。じゃあ、自分が新陳代謝される方、消される方の会社にいたらどーかってはなしなんですが、それはそれでいやだよなぁって。
で、そんな今週号で他に面白かった記事はこれ。
「株主総会で取締役会議長の再任案否決 東芝が自滅した3つの理由」
すごいな、東芝。池井戸潤の小説を読んでいるかのような内容ですな。そして、要所々々の出てくる通産省という単語。日本は資本主義経済じゃなかったかしらって?そりゃ、世界で一番成功した社会主義国家って言われるわけですよ。
「東京五輪・パラリンピックのCO2相殺 史上初でも知られていない理由」
はじめてカーボンニュートラルになったのではなく、カーボンネガティブになったという。それが大々的に宣伝できないのは、スポンサーに忖度してるから。もう、スポンサーありきのオリンピックなんか辞めちゃえばいい。あと、削減クレジットを購入しらから、温室効果ガスを削減しましたって、おかしくないか?
「空きスペースで始まった店内栽培 食品スーパーが畑になる 147円レタスで収益化も」
これは賢いビジネスだ。プランツラボラトリーと、Infarm(インファーム)が紹介されているけれど、この記事を見た都内を中心に営業しているスーパーや百貨店は一気に問い合わせるでしょうね。わかりやすくいうと、スーパーの空きスペースに野菜栽培のためのビニールハウスをつくったり、野菜工場を作るってこと。もちろん、スーパー内なので、水耕栽培。農薬をつかわず、虫もつかず、新鮮で美味しい。地方のスーパーだったら成り立たないけれど、大都市圏なら成り立つね。それに輸出もできる。上海や、ドバイで大受けしそう。
そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。