著者:安藤昭子
発行元:ディスカバー・トゥエンティ・ワン
まとめ
メンバーに「編集とは」を知ってもらうために「どうしよう?」ということで参考書を探している中で出会いました。編集の骨格となる、ものの見方・考え方について教えてくれる素敵な本ですね。でも、編集経験ゼロの人間が「すぐに編集活動には使えないけれど、これが大切なんだ」と気がつくのは大変な気がするなぁ。
この本読んだ理由
メンバーに編集力をつけてほしいから
仕事に生かせるポイント
まさに「10の思考法」ですよ。
目次
第1章 編集工学とは
第2章 世界と自分を結びなおすアプローチ
第3章 才能を開く「編集思考」10のメソッド
第4章 編集工学研究所の仕事
感想
編集工学の第1人者、松岡正剛さんの弟子である著者の安藤昭子さん。
そんなわけで、松岡さんのエッセンスがぎゅっとつまっている1冊。
10のメソッドが【第3章 才能を開く「編集思考」10のメソッド】だけでなく【第2章 世界と自分を結びなおすアプローチ】にも出てくるのが素敵。
第2章はメソッドというよりも基本になるものの考え方だけれどね。
第3章の中では、やはり「組み合わせて意味を作る三点思考の型」がいいですよね、となる。
私がいつも使っている手法だ。
そして「物語の型を使う ヒーローズ・ジャーニー」も、いい。
ただ、この素晴らしさに気がつく人は編集の素地がある人なんだろうな。
タイトル:才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法
著者:安藤昭子
発行元:ディスカバー・トゥエンティ・ワン