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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

Racing'on No.511

発行元:三栄書房

 

まとめ

やはり鈴木亜久里は格好いいな。見た目が格好いいのはもちろん、生き様が格好いい。国際格式のレースに、自分でチームを仕立てて乗り込んだ人って、ルマンで優勝した郷さんと、スーパーアグリを率いてF1を戦った鈴木亜久里さんくらいだよな。これに続きそうなのが、Car Guyレーシングの木村さんだよな。ただ、この3人の中でF1の表彰台に自分で上ったことがあるのは鈴木亜久里さんだけなんだよな。すげー格好いい。そして、スーパーアグリを率いてF1に参戦していた頃、鈴木亜久里さんは、40代前半だったんだよな。なんだろう、この圧倒的な差は。

この本を読んだ理由

だって、特集が「鈴木亜久里」なんだよ。そりゃ、よむよ。

仕事に活かせるポイント

いつでも明るく、礼儀正しい。人に不快感を与えない。これが何より重要ってことだよね。

感想

今号のレーシングオン、特集は「鈴木亜久里 表彰台から30年、何よりもレースに賭けた男の半生」。むちゃくちゃ格好いいですよ。生き様が格好いい。レーサーとして、クルマ好きとして、日本を飛び越えて一気に世界で戦った男。そして、その戦い方は自信がレーサーとして戦うだけで無く、自分がチームを率いて戦うことまで行ったという。

すごいよな。レーサーだけでなく、ビジネスマンでもあるんだよな。F1参戦のための資金を自分で集めることができたんだから。

ビジネスマンだけじゃ無いんだよな。

若者をちゃんと、レーサーとして育てる仕組みを作ったんだから。

F1レーサーになるには、10億円必要だよ。

そうサラッと言える強さ。

そして、金持ちでも無ければ、才能の無い自分がF1にまで上り詰めたのだから、才能のある若者をちゃんと教育すれば、もっと凄くなるんだよ!といえる謙虚さ。

ある意味、タキ・イノウエこと、井上隆智穂と同じように日本のレース界では異端の道を歩んできた人。

でもね、みんなから愛されているし、日本のレース界ではど真ん中にいる人なんだよね。

明るく元気で礼儀正しい。

愛される力というのが、どれだけ重要なのかを教えてくれるのが、鈴木亜久里さんなんだよな。

 

Racing on No.511

Racing on No.511

  • 作者:三栄
  • 発売日: 2021/02/01
  • メディア: Kindle
 

 

タイトル:Racing'on No.511
発行元:三栄書房