発行元:マガジンボックス
まとめ
福野さんのように、自動車をバッサバッサと切ってくれる自動車評論家が減ったのですよね。そして、そういうメディア、つまり自動車雑誌も減ったのですよね。そりゃ、自動車離れが進みますよ。自動車メディアの自動車離れが進んだのですよ。
この本を読んだ理由
だって福野さんのファンだから
仕事に活かせるポイント
評価・評論・レビューをするなら、基準が必要、仮説が必要。その仮説を検証することが評価・評論・レビューになるのだと。まさにそう思います。
感想
日本の自動車メディアの保守本流ではないですが、コアなファンを大量に抱えていた「くるまにあ」という雑誌。その中で人気の連載だった「福野礼一郎TOKYO中古車研究所TM」をそのまま野状態でスキャンして、ムックに仕立てたスゴイ本w
それでも成り立っちゃうのだから、福野さんの企画力がスゴイ。
森慶太さんなど、福野さんの周りを固める人もスゴイ。
ここまで気持ちよく自動車についていろんなことを教えてくれる自動車メディアも、評論家も減りましたよね。福野さんと、森さんくらいしかいません。あら、昔と同じじゃないかw
1990年代後半の日本における自動車産業がどんな者なのか?も教えてくれる歴史的な1冊ですね。
タイトル:福野礼一郎TOKYO中古車研究所TM vol.01
発行元:マガジンボックス