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俺と疾れ!! 自動車評論30年史 変革の21世紀編

著者:徳大寺有恒
発行元:講談社ビーシー/講談社

 

まとめ

日本で一番有名だった自動車評論家。それが徳大寺有恒さんだった。自動車メディアだけでなく、テレビのバラエティ番組にまで登場していた。そんな徳大寺有恒さんの遺作。ベストカーで連載されていた原稿をまとめたもの。読んでいるだけで、泣きたくなってしまう。バラエティ番組に登場し、コメントできるほどの博識ぶり。自動車以外の文化に対する知識の深さに、ただ、ただ、感動。

 

この本を読んだ理由

徳大寺有恒サンのファンとして、自動車と本が好きな個人として、読まなければならない本ですね。

 

仕事に活かせるポイント

解説で舘内端さんが述べている「批判に求められる資質は、対象に対する博学と深い愛である。」ということですね。

 

目次

2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年

 

感想

日本で一番有名だった自動車評論家「徳大寺有恒」さん。活躍の舞台は自動車雑誌を中心とした自動車メディアだけでなく、民放テレビのバラエティ番組や、クイズ番組までと広かった。『間違いだらけのクルマ選び』の著者であるとか、ダンディを絵に描いたような佇まいとか、テレビ受けする要素はたくさんありましたが、”自動車はもちろん、自動車以外にも博識ぶりを発揮できる”というのが、活躍の大きな要素の一つだったと思いますよ。

 

洒脱な文章と、深い知識。幅広い興味と、趣味と、仲間への感謝。

 

日本を代表する自動車評論家が2001年から、亡くなってしまうまでの14年間に綴った珠玉のエッセイ。自身が立ち上げに関わった自動車雑誌ベストカー」に連載から厳選された文章の数々。

 

なんだろう?

 

連載時に読んでいたはずなのに、読み直すと、涙が出てくる。亡くなって6年がたとうとしているのに、まだ、徳さんが生きているように思えてくる。

 

現在も活躍している、多くの自動車評論家とは違うんだよな。徳大寺有恒サンには、深さと広さがある。電気自動車でも、燃料電池車でも、ハイブリッドカーでも、ミニバンでも、軽自動車でも、コンパクトカーでも、分け隔てなく語ることができる知識の広さと、クルマへの愛情。

 

もう、そんな自動車評論家は、いないよな。

 

徳大寺有恒さんの遺作を読んでいると、自動車評論家の自動車は離れが進んでいると、思うようになってしまいました。

 

 

俺と疾れ!! 自動車評論30年史 変革の21世紀編

俺と疾れ!! 自動車評論30年史 変革の21世紀編

  • 作者:徳大寺 有恒
  • 発売日: 2015/03/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)