WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2020.11.06

発行元:日経BP

 

まとめ

GAFAな。プラットフォーマーは強いんだよな。そして、どの会社もサービスとテクノロジーのかけ算なんだよな。サービスだけじゃないし、テクノロジーだけじゃないんだよな。そして、先見性がある。写真の教諭サービスも、友だちとやりとりするプラットフォームも、日本にあったんだよな。iPhoneを例にとるまでもなく、似たような先行サービスは日本にあったんだよ。それをウマく生かすことができなかったんだよな。

この本を読んだ理由

週に1度の頭の整理

仕事に活かせるポイント

思いついてもそれを実行に落とせる人は少ない。そして、それをビジネスにできる人はもっと少ないってことだな。やりたいことをビジネスにつなげることができるかどーか、これが重要だな。

感想

今週号の大特集は「GAFA コロナで膨張する巨人たち」ですね。GAFAのなかで、個人的に好きなのがAのアマゾン。アマゾンだけが、オンラインに閉じていないんだよな。だから、強いんだよ。ちゃんと、オフラインで起点を作り、雇用を生み出し、共和党にも献金をするんだよな。すげーしたたかだw。このしたたかさがアマゾンの強さなんだよな。日本でITビジネスを考える人の多くは、そのしたたかさがないんだよな。孫さんとか、ホリエモンにはあったんだけれど。

 

で、そんな今週号で面白かった他の記事。

 

トヨタ、ホンダ、スバルが上方修正も 米市場のK字回復が落とす影」
コロナで落ち込んだ消費は元に戻らない。戻る人は思いっきり戻るし、地に落ちた人は落ちたまま。だから、K字回復だと言っている。このK字回復はアメリカだけでなく、全世界で、そうなるんだろうな、と。自分の頭で考えて行動する人だけが生き残る、上に上がれるような時代になるんだろうな。世の中から中流が消えてしまうってことなんだよな。

 

「スイッチの生産拠点を拡充 盤石の任天堂、強さはどこまで」
強さはいつまでも続くと思うよ。だって、任天堂は、独自にコンテンツを作れる力と、サービスを生み出すことができる力があるんだよな。マリオ、ポケモンゼルダ、カービー、そして、どうぶつの森。これだけのキャラクターとコンテンツを生み出して、それと遊べるプラットフォームを作り続けることができるんだもの。Microsoftや、SONYにもできない話。そして、GAFAにもできない話。GAFAと戦える日本企業は任天堂だけな気がします。

 

ブロンコビリー成長の源は店長育成にあり」
ブロンコビリーの社長さんの「何となく外食に行く時代は終わった」という考えには大賛成なんだよな。でも、だからといってブロンコビリーに行くかどうかは、別問題な感じがするんだよな。まぁ、それは私の思い違いかもしれないけれど。「食べ放題」に集まってくる人々の質が、あれなんですよね・・・。お店には食事を楽しみに行くだけでなく、その雰囲気まで合わせて、楽しみに行くので。問題は客層なんだよな。ウチの地元だけかもしれないけれど。

 

「世界の最新経営論 マーケティング5.0とは何か 究極のものを売る技術」
すごいな。コトラー先生のマーケティング理論が5.0まできた。これも学ばないとナ。5.0とはあらゆるデジタルツールを活用するマーケティング。AI、VR、その他マーケティング情報などなど。そのへんを使いこなすのが5.0。アメリカでは「クウォンティタティブ・マーケティング・アンド・エコノミクス(定量マーケティングと経済学)」と言う学術誌もあるんだとナ。

 

そんな今週号を読んでいたら読みたくなった本はこれ。

 

いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

 

 

 

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

  • 作者:岸見一郎
  • 発売日: 2020/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

タイトル:日経ビジネス 2020.11.06
発行元:日経BP