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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

産めないけれど育てたい。

著者:池田麻里奈、池田紀行
発行元:KADOKAWA

 

まとめ

家族にはいろんな形がある。幸せにもいろいろな形がある。ただ言えることは、みんなが求める幸せの形が違っても、みんながみんな幸せになる権利があるということだな。なかなか知ることのできない特別養子縁組の仕組みを教えてくれる本でありますが、それ以上に家族に対して感謝をしたくなる本です。ほんと、ウチの奥さんと、娘さんにはひたすら感謝です。

この本を読んだ理由

著者のお二人は、知り合いです。旦那さんはよく知っていますし、特別養子縁組で家族を迎えたというSNSの投稿に対して、超いいね!を押して、祝福のコメントを投稿しました。そんな私が、この本を読まない理由はありません。

仕事に活かせるポイント

どんなに仕事が忙しくても、奥さんを支えるってことですね

目次

プロローグ
1章 新米パパママの奮闘記 0~3か月
2章 ついに入籍!実子となる 4か月~1歳
3章 養子を迎えるまで 不妊治療から流産・死産
4章 養子を迎えるまで 妊活終了から養子を迎える決意

感想

とてもとても他人事ではない1冊。読み進めるウチに、どんどんどんどん引き込まれていく。それは、著者のお二人が、私の知り合いだからと言うのだけではない。

我が家も、なかなか子どもができなかったのよね。いまは楽しい3人家族ですが。結婚して5年目、ようやく授かったのが、ウチの娘です。

なので、大人二人で生活する気楽さと寂しさも、子どもができてからの大変さと、懐かしさにも、共感ができます。

たっだ、それ以上に共感ができるのは、子どもに対する感謝と、奥さんに対しての感謝です。

家族の形は様々ですし、幸せの形も様々です。「こうしなさい」とか「こうすべきです」という時代ではないのです。

ただ、みんなに共通なことがあるとしたら、それは誰もが幸せになる権利があるということです。

不妊治療の話よりも、妊活の話よりも、特別養子縁組の話よりも、家族とパートナーに感謝を伝える大切さを教えてくれる、素敵な1冊です。

さぁ、奥さんと娘さんのためにも健康で、頑張るぞ!

 

 

タイトル:産めないけれど育てたい。
著者:池田麻里奈、池田紀行
発行元:KADOKAWA