発行元:日経BP
まとめ
特集の記事内にもありましたが、米中半導体ウォーズの前には、日米半導体ウォーズがあったんですよね。ここで完膚なきまでに負けちゃったから、日本の半導体産業は小さくなっちゃったんだよな。って話よりも、あたらしい三菱自動車のCEO加藤隆雄さんのインタビューが良かったな。益子さんの時代とは大きく変わりそうだ。三菱自動車が持つ力を、フルに発揮してくれそう。今まであまり触れることのなかった、パジェロのパリダカや、ランエボのWRCの話をたくさん語るのだものな。
この本を読んだ理由
週に1度の頭の整理
仕事に活かせるポイント
下手にリンクトインに情報を書き込んじゃダメってことだな。ヘッドハンター以外に、怪しい輩も近寄ってくるってことだな。
感想
今週号の特集は「米中半導体ウォーズ 踏み絵を迫られる日本の針路」ですね。まぁ、アメリカ側につく以外の選択肢はないと思うのですがね、日本は。踏み絵を迫られるのは台湾だと思うんだよな。そして、台湾を取り込みたい中国とアメリカの戦いの方が怖いな。それにアメリカが半導体で国家を攻めるのは、中国がガ締め手じゃないんだよな。記事中にも出てくるけれど、日本もやられているんだよな。そんな日米半導体戦争の出来事を中国はしっかり見ているはずなので、そうそう簡単に負けたりしないと思うゾ。世界は中国系列とアメリカ系列に分かれるんだろうな、と。
そんな今週号で面白かった他の記事はこれ
「経営危機、迷いは消えた 三菱自動車CEO 加藤隆雄」
今週号の編集長インタビューはいいですね。パリダカに、WRC。パジェロに、ランエボ。三菱自動車のコアを、インタビュー中に何度も何度も繰り返している。さすが、インドネシアでエクスパンダーをヒットさせただけのことはありますね。三菱自動車が進化するのであれば、エクリプスクロスPHEVは、買いの1代だよな。エクリプスクロスPHEVに日産のプロパイロットを入れればいいのに。
「ルノー120万円代、現地勢45万円も 中国発EV激安競争、欧州飛び火」
安さはある意味正義だからな。性能を削ってでも安くする。そしてシェアをとる。シェアを取れれば、スタンダードになれる。日本の自動車メーカーはそういう割り切りができないから、ヤバいよなぁ。
「インバウンド依存、脱却できるか 京都、コロナ禍を天気に本物の観光を作り直す」
変な言い方ですが、よいキッカケだと思いましたよ。オーバーツーリズムは誰も幸せにならない。そして、オーバーツーリズム前提のゲストハウスが、青息吐息になってしまうのはしょうが無いんじゃないか、と思ってしまいます。
そんな今週号を読んでいたら読みたくなった本はこれ。