WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2020.09.21

発行元:日経BP

 

まとめ

「脱デジタル後進国」、その一番の方法は仕様を「先頭に遭わせる」とか「上位に合わせる」ってコトなんだと思うよ。誰にでも使える、どれ明けリテラシーが低くても使える、なんていう仕様にしてるからダメなんだと思うんだよなぁ。こういうことを言うと「弱者切り捨てか!」って言われてしまうので、リテラシーが低い方には、教育時間を与えれば良い。スマホを持っていないのなら、国からスマホを支給すればいいんじゃなかろうか?と思う今日この頃。

この本を読んだ理由

週に1度の頭の整理

仕事に活かせるポイント

オードリー・タンさんへのインタビューですね。多くの人に情報を知ってもらうには、情報が面白くある必要がある。そうじゃなきゃ、広まらないし、誰も気がつかないからね。

感想

今週号の大特集は「新政権、最初の関門 脱デジタル後進国 4つの元凶をつぶせ」ですね。4つの元凶とは「縦割り行政」「既得権益の牙城」「IT人材は傍流」「予算主義」なんですとな。まぁ、いまの仕組みじゃ、SESでアジャイル開発なんて絶対に無理だしな。しかし、そのへんをぶっ壊して開発したとしても、「誰にでも使える」「リテラシーが低くても使える」という仕様に基づいてちゃ、ダメダメなシステムができあがるだけだよ。ある程度のリテラシーがなければ使いこなせない、使えないやつは使えなくて良いって割り切らなきゃ、世界トップレベルのシステムは作れないよ。二段階認証がいやだとか、SMS認証が嫌だとか、アプリで認証するのが嫌だとか言っているやつは、ソそもそも使えないようにしないとね。

 

で、そんな今週号で面白かった記事はコレ。

 

「不測の事態に備えつつ 豊かな”ヨタヘロ期”への心構えを持とう」
樋口恵子サンのインタビューですね。100年寿命を前提に、人生設計しましょうよって。よたよたヘロヘロになる時間の方が長いんだから。そんな状態になっても生き残れるような準備が必要ですねって。

 

「政府による日産との統合案も ホンダ、”答弁書”はGMとの連携」
ほほう。なんでこんな時期に、こんな内容でGMとホンダは提携したのかしら?って思っていたのですが、その裏には「日産との統合話」があったのね。それの意匠返しってコトね。さすが、ホンダ。日本市場から撤退して、アメリカに本社を移すよりも良かったんじゃないでしょうかね。しかし、日産なぁ。いいクルマを作るんだけれど、それだけじゃダメなんだよな。ゴーンサンのようなTHEビジネスマン的な経営陣は出てくるのかな?

 

「提携銀行から預金引き出しの被害 NTTの信用崩すドコモの焦り」
いつでも誰でも簡単に使えるよう二って考えがダメだったんだよな。そりゃ、シェアは50%から37%に落ちているかもしれないけれど、1位なんだしさ。もっと落ち着いてビジネスをすれば良かったのにな。まぁ、シェア1位だから「二段階認証がわからないような人でも使えるシステム」を作ったんだろうな。

 

「その経済効果は本当? ”バラ色の五輪”の虚実 中止の損失を徹底予測」
いや・・・そもそもオリンピックって必要なのかな?世界選手権とか、ワールドカップグランドスラムじゃダメなのかな?それだとマイナースポーツにスポットライトが当たらないからダメなのかな?それにしてもレガシィレガシィってうるさいんだよな。スバルの回し者かってw

 

そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。

 

文学こそ最高の教養である (光文社新書)

文学こそ最高の教養である (光文社新書)

 

 

 

文豪春秋 (文春e-book)

文豪春秋 (文春e-book)

 

 

 

 

 

タイトル:日経ビジネス 2020.09.21
発行元:日経BP