WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

FACTA  2020.6

発行元:ファクタ

 

まとめ

コロナ後の経済動向、もしくはコロナによって発生するであろう経済事件に関しては「さすがですね」というレベルですな。しかし、政治の記事についてはなぁ。”愛知のテドロス”と下げた一方で、大阪と東京をつなぐ名バイプレイヤーだ的に大村愛知県知事を持ち上げるという。まぁ、政治についてはああまり期待していないので良いのですが。

この本を読んだ理由

月に一度の頭の整理

仕事に活かせるポイント

「ネット証券”松井””マネックス”ご臨終」ですかね。SBI証券が手数料無料化をぶち上げてしまった。このフィールドで戦えるのは、SBIだけだという。業界2位の楽天でさえ、危ないという。ネット証券界隈で、いろいろ起きそうですな。

感想

今月号で面白かった記事はこれ。

「日産5万人の雇用喪失危機」
あぁ。もう、日産を支えてくれる自動車会社、ないだろうな。ゴーンサンをあんな風に追い出してしまったのだから。自己資本に対する有利子負債の割合(DEレシオ)は1.6で日本の自動車会社では最も高いという。そして、手元現金はホンダよりも1兆年少ないのだと。そんな状況なのでムーディーズは3月には行って日産の格付けを2段階引き下げたのだという。で、冒頭に戻る。

 

「安倍政権は再び”厚労省”で倒れる」
安倍政権が倒れそうなのは倒れそうですが、その理由は厚労省ではない気がするなぁ。安倍政権が何もしていない、厚労省が後手後手なのは事実だけれど、感染者数も少なければ、超過死者数も少ないからなぁ。これにはPCR検査数はあまり関係ないから。ただ、厚労省と、安倍政権がポンコツなのは正しいので、立て直す必要があるのは正しいですな。

 

「テレビ・新聞・出版”底なし収入源”」
この中で独自にコンテンツを生み出すことができる作家や、漫画家を抱えている出版社は生き残ると思うのよね。広告収入に頼らなくても、なんとかなるからね。もちろん、今まで通りの売り上げは確保できないけれど。広告収入に頼り切っている新聞とテレビはヤバいと思うな。Netflixのような収益構造なら可能だけれど。

 

「萩生田文科省が憤る”積年のサボり”」
もう、国産のICTに頼るとか、昔ながらの教育方法に頼るとか、辞めれば良いんだよな。chromeBookをばらまけば、安いし、アップデートは勝手にしてくれるし、ブラウザベースで動くから、チープなスペックで可能だし。国産のへんちくりんなタブレットよりも100倍イイと思うのですけれど。で、国産メーカーに何かを!というのであれば、学校まで光回線を引っ張る整備と、各教室にWi-Fiがとぶようにルーターの設置を行うでイイと思うのですけれど。

 

「美の来歴 メメント・モリ<死を思え>の声」
ピーテル・ブリューゲル「死の勝利」の紹介をしてくれた、この記事、最高。こうやって、絵画を見たい。絵が描かれるには、その背景があるわけですよ。そんな背景を知りたい。いろいろと、絵画について知りたい。

 

そんな今月号を読んでいたら、読みたくなった本。