WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

FACTA 2020.03

発行元:ファクタ

 

まとめ

まだ、この号が編集されていた頃、新型コロナウィルスは中国の話だったんだよな。今や日本のはなし。世界的にパンデミック寸前。来月号が楽しみだ。

 

この本を読んだ理由

月に一度の頭の整理

 

仕事に活かせるポイント

「アマゾンに喰われる楽天」ですね。ビジネスを拡大しすぎちゃったのかな? それよりも、固定費がかかり過ぎているような気もするんだよな。三木谷さんには、頑張ってほしい。

 

感想

今月号で面白かった記事。

 

トヨタ大輔氏への世襲準備」
大輔氏とは豊田章男社長の息子さん。いまはTRI-ADの社員。トヨタ自動車の社長にするのではなくて、違う会社を創らせて、そこのトップのするのでは? 一代一事業が豊田家の家訓なんだから。トヨタ自動車のトップよりも、そちらのほうが現実的だと思う。

 

「イオンに忍び寄る動脈破裂」
岡田元也社長の後任に岡田家の人間ではない吉田昭夫さんが就任するという。すごいよなぁ。そんな元也社長の父親の岡田卓也氏も、姉の小島千鶴子氏も、まだ、元気なんだよな。なんだろう? 江戸時代の将軍家のようね。


「細野祐二がみる日産ゴーン事件 人質司法問題を闇に葬るな」
ほんとそうです。ゴーンさんがお金持ちだからと言うことで、みんな「やっちまえ!」と言う流れですが、お金を持っているかどうかなんて関係ないですよ。推定無罪という基本的な考えすらなくなってしまっている状況に恐怖を覚えます。そして、ゴーンさんがいなければ、日産は早々と倒産していたという事実を思い出した方が良いですよ。

 

「英シンガポール化計画の真実味」
おお。テムズ川シンガポールって、素晴らしいキャッチコピーだと思いますよ。イギリスが開発独裁国家になるかどうかはさておき、規制緩和を徹底的に進めて、復活して欲しいですね。

 

「AI美空ひばり論争 その前に確かめておきたい これは本当にAIなのか?」
いや、AIじゃないし。ボカロ職人さんの丁寧なお仕事ですよ。それにCGエンジニアさんの努力の賜物です。あれをAIというのであれば、AIという単語にインフレが起きてますよ。そして、AI美空ひばり登場後、AIという単語を耳にする機会が減ったような。それにAI美空ひばりって、CR美空ひばりに語感が似てるんだよな。

 

そんな今月号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

米国とイランはなぜ戦うのか?

米国とイランはなぜ戦うのか?

  • 作者:菅原 出
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

続・全共闘白書

続・全共闘白書

  • 発売日: 2019/12/31
  • メディア: 単行本
 

 

 

個人的に、いまのおかしくなってしまった日本の社会制度、その元凶が全共闘の皆様な気がするので、是非とも読んでみたいですね。べき論ばかり振りかざし、対案を出さずに批判だけする。反対することだけが存在意義の方々。