発行元:日経BP
まとめ
楽天は新型コロナウィルスのPCR検査キットの市販を始めたところで、いろんな意味で終わったと思うなぁ。医師が行う、医師が使う検査キットでないものを「求められているから」と言うことで市販しちゃったんだもの。昔の楽天は、挑戦者で、既得権益をぶっ壊す側だったけれど、今の楽天はそうじゃなくなっちゃった気がしますな。
この本を読んだ理由
週に1度の頭の整理
仕事に活かせるポイント
やはりコロナショックでしょうね。もう、昔には戻れないのですよ。45兆円支援でも、倒産ドミノなんですよ。これからやってくる未来に備えねば。
感想
今週号の特集は「楽天の岐路 携帯参入、大博打の勝算」ですね。楽天。昔はチャレンジャーで、既得権益を壊す側だった気がするんだよな。今や、挑戦を受ける側で、既得権益を守っている側のような気がするんだよね。まぁ、ケータイはチャレンジャーだけれど。チャレンジャーだけれど、社会インフラを担うわけだから、もう少し安定性を求めても良かったと思うんだよな。銀行とか、証券とか、かなりお世話になっていることは間違いないけれどね。市場も、以前より使いやすくなったけれどね。でも、なんか違うんだよなぁ。新型コロナウィルスのPCR検査キットだって、あれで陰性が認められたからって、医学的に「陰性である」って判断できないモノを1万円以上の値段で販売しちゃうんだからなぁ。
そんな今週号で他に面白かった記事。
「コロナショック 追いつかぬ中小の資金繰り対策 45兆円支援でも、倒産ドミノか」
コロナ不況がやってきて、はじめて「今まで景気よかったんだねぇ」って再確認するんだろうなぁ。そして、今回の出来事で社会の仕組みというか、暮らし方がガラッと変わってしまったので、復活できる企業と、できない企業で大きく差が生まれるんだろうな。
「厚労省と8300万人に新型コロナ調査 国の頼りは通信大手よりLINE」
この調査はすごかった。LINEが行った調査、発案が3月25日で、実施が6日後。こんな短期間で調査の準備ができるなんて!とふつーの人なら思ってしまいそうですが、LINEに用意されているアンケートプラットフォームを利用しただけなんじゃね?と思いつつも、やりきってしまうなんてすごい。
「検査キット需要爆発に沸く韓国」
韓国がPCR検査の検査キットを大量に生産していることはわかったのだが、検体を取る人をどうやって増やしたのか?やはり、軍隊・軍医の力がすごかったのか? ここを解明しないと、まねできないですぞ。
そんな今週号を読んでいたら読みたくなった本。