著者:クラウディオ・フェサー
訳者:吉良直人
発行元:ダイヤモンド社
まとめ
リーダーって生き物はビジョンと夢を語れなくてはだめなんだよな。社長に言われた、部長に言われた、会社の方針だからってのはNGなんだよ。自分の言葉でビジョンを語って、メンバーのインスピレーションを掻き立てねば。あぁ、中間管理職ってつらいな。
この本を読んだ理由
マネージャーとして、中間管理職として、頑張らなくてはと思うことが多々ありまして、本を手にとったのであります。
この本の目次
PART1 影響力とインスピレーションとの特別な関係
PART2 どんなときに人は、インスピレーションを感じるか
PART3 どんなインスピレーションに狙いをさだめるか
PART4 大規模な組織にインスピレーションを与える
感想
リーダーといのは大変なポジションなのですよ。「俺、リーダーだから、オマエラ俺の言うことを聞け」というジャイアンのような立ち居振る舞いをするような人もいますが、それは大きなまちがいなんですよ。
ジャイアン、ここぞってときには、のび太やスネ夫に優しいからね。それにジャイアンは課題解決のための指針を、ビジョンを提示してくれるからね。
そうそう。マッキンゼーではリーダーが取るべき立ち居振る舞いを各種資料やデータから抽出してるんだとな。ソレも20個も。すげーな。
そんな行動の中には、メンバーに進むべき道を提示し、そこに向かって邁進するようなことが記されている。
インスピレーションをもってメンバーを導け、と。そして、それがインスピレーショナル・リーダーシップなんだとな。
ん。よくわからない。
本書ではインスピレーショナル・リーダーシップを、「リーダーがフォロワーたちに、行動と変革に対するコミットメントを与え、彼らが行動をとれるようにする『内なる動悸付』を生み出すことを目的とする、一連のリーダーシップ行動」を言うものと定義する。
といわれても、それってリーダーがフツーにやらなければならないことなのではないか?
読み進めても、いまいちしっくり来なかったわけで。あぁ、読み直さなければと思うわけですよ。
うーん、きっとワタシはリーダーに祀り上げられるのがいやだから、こんな感想なんだろうな。