WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

新版はじめての課長の教科書

著者:酒井穣
発行元:ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

まとめ

おれ、そういえば、課長だった。あぁ、課長になって何年だ?結果は出し続けているのか?課長より偉くなれるのか?てか、課長より偉くなるメリットは?それより、課長として、今のチームをもっと、平和で、穏やかで、楽しい世界にすることだ。てか、わたし、マネージャー向いてないなw もう5年近くやっているというのにw

この本を読んだ理由

わたし、課長職だったんですよ。そして、課長に関する勉強を何もしていないことを思い出して、この本を手に取りました

仕事に活かせるポイント

マネージャーの出発点は、部下一人ひとり。リーダーとしての出発点は、自分が描く未来像。うん、わたし、やっぱりマネージャーっていうより、リーダーなんじゃないか。

目次

第1章 課長とは何か?
第2章 課長の8つの基本スキル
第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
第4章 避けることができない9つの問題
第5章 課長のキャリア戦略
第6章 活躍する課長が備えている5つの機能

感想

課長と言えば管理職の一番下であり、現場の責任者でもあるポジション。経営に参画できる一番下っ端でありながら、予算管理や、人事評価が行えるポジション。係長も部下はいるけれど、係長は予算管理や、人事評価ができないんだよね。そこが、課長である荒岩一味(クッキングパパ)と、係長である野原ひろし(クレヨンしんちゃんのお父さん)の違いだね。

海外では「なくなってしまうポジション第1位」に輝いているのが課長ですけれど、日本企業では、日本企業の強さの源泉であるミドル・アップダウンの中枢になるポジションだと言われている。

わたしも、そんな課長的なポジション(ウチの会社は課長という名称ではない)について、もうすぐ5年。なんだかんだで、中間管理職の下っ端をここまで続けてきているけれど、コレより上に上がれる気配はあまりなかったりする。

この本にも「課長止まりのキャリアを覚悟する」っていう章があったな。

課長、大変なんだよ。トヨタのようなグローバルな大企業や、官公庁でなければ、現場の責任者だからね。管理職と言うよりも、プレイングマネージャー。陣頭指揮を執りながら、メンバーの状態を絶えず気にかけている。そして、メンバーとプロジェクトを成功に導くという。

なんと難儀な。

そんな課長に求める基本スキルとして、著者は次の8つをあげている。

 

部下を守り安心させる
部下を褒め方向性を明確に伝える
部下を叱り変化を促す
現場を観察し次を予測する
ストレスを適度な状態に管理する
部下をコーチングし答えを引き出す
楽しく没頭できるように仕事をアレンジする
オフサイト・ミーティングでチームの結束を高める

 

はたして、私には何個の基本的なスキルが身についているのだろうか。

まずは、メンバーを守らなければナ。

メンバーを守ることで、チームのモチベーションを保ち、明るい雰囲気を作り出さないとね。

でも、私には優しさがないんだよなぁ。

 

新版 はじめての課長の教科書

新版 はじめての課長の教科書

 

 

タイトル:新版はじめての課長の教科書
著者:酒井穣
発行元:ディスカヴァー・トゥエンティワン