WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

NATIONAL GEOGRAPHIC 2015.2

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

 

まとめ

やはり、アメリカというのは広い国なんだなぁ。大自然が残る場所もあれば、汚染されて人が住めない場所もある。そして、そんなアメリカの民主主義と自由を守るため、世界中で戦い、傷ついた兵士がいる。改めて、すごい国だと思ったわ。

 

この本を読んだ目的

自然に関する情報は、日々アップデートしなければね。5年近く積ん読していた本だけれどw

 

目次


ちょっと前の「日本の百年」
ハワイ波と生きる
ダニ奇妙な世界
爆風の衝撃 見えない傷と戦う兵士
イタリア アルプス 極上の自然
米国 汚染地に暮らす
EXPLORE
米国を覆い尽くす日本の植物
ツタンカーメン黄金の副葬品
一味違う養殖ブリ
パブが消える?
アンコール遺跡”しみ”の謎
VISIONS
写真は語る屋久島真っ白い瞬間
生命はつなぐ愛はゆっくり

 

感想

今月号のテーマは「アメリカ」だね。アメリカの光と影と、今と昔を映し出すような特集。蔦ではなく、葛がアメリカの植物を覆い尽くす写真がすごいインパクトだよなぁ。でも、それ以上のインパクトは爆風により脳に損傷をおってしまった軍人さんの姿だね。爆風による脳への損傷なので、見た感じは健康な人と同じなんだけれど、記憶障害や、言語障害、うつや、不安に襲われるようになってしまっているのだ。そして、そんな状況を緩和するために行われている芸術療法で作成された、仮面が怖い。人間の内面が現れているというその姿が、その下面が怖いのだ。爆風による衝撃が、人間を中から壊すなんて、恐ろしいことですな。

 

そして、他に面白かった記事が「ハワイ波と生きる」「米国 汚染地に暮らす」ですな。いや~ハワイすごい。この大自然の中でサーフィンを過ごしながらのんびり生活したいですわ。でも、そんなハワイにも悲しい歴史はある。その歴史の証人として、第二次大戦を過ごした日系二世が紹介されている。まさに、光と闇。光と闇といえば、発展したアメリカのゴミをため続け、その影響で周辺が閉鎖されてしまった土地を紹介する「米国 汚染地に暮らす」も、心がぎゅっとなるよなぁ。