WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

NATIONAL GEOGRAPHIC 2018.12

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

目次

FEATURES
古代の聖書を探せ
パーム油と森林保
北海道 鳥を待つ森
米国西部は誰のもの?
パタゴニアピューマ
PROOF
EMBARK
EXPLORE

 

感想

ミッション系の三流私立大学に通っていたわたしにとって、聖書の授業はなかなかめんどい授業だったわけで。でもね、大人になって思うのは、ちゃんと聖書を勉強しておけばよかったなぁ、と。そして、聖書の歴史というのは、どこまでが伝説でどこまでがリアルな世界なんだか、わからない。しかし、そんな伝説なんだか、現実なんだかわからないポイントを探る人々がいるんだなぁ、と。それがわかる特集が「古代の聖書を探せ」。もはや、インディージョーンズの世界ですよ。そして、ちゃんと聖書について学ばないとだめだな。なんだかんだで、西洋の考え方の基本になっているわけだからね。

 

「パーム油 森との共存を目指して」ですな。パーム油がマレーシアとインドネシアの自然を破壊しているとな。じゃ、パームヤシ以外の食物に変えましょうと言っても、それ以外の農作物に変えると油の生成量ががくんと落ちるし、石油じゃもっと自然破壊が進むしね、と。自然と人間のバランスを考えると、パームヤシが良いのだと。ただ、生産量が増えすぎてしまっているのが問題であると。その問題が表面化しているのが、インドネシアとマレーシア。ガボンでは、自然と人間とパームやしの共生を考えているとな。

 

「米国西部は誰のもの?」トランプ大統領アメリカの国立公園を大幅縮小させるように動いていると。国立公園に指定されている場所には、鉄鉱石や、石炭、ウランが埋蔵されていると。そして、そんな国立公園はネイティブアメリカンの聖地だったりするのだとな。一度壊してしまうと、二度と戻らない歴史的遺産なのだから、ここの開発はストップすればいいのにな。そして、こういうところの自然破壊に関しては、だんまりを決める環境保護派がいるのが信じられませんわw まぁ、辺野古の埋め立てはだめだけれど、那覇空港の埋め立ては良いってことと同じだよな。てか、こんな内陸部の最深部を掘り起こしても、採算が合わないと思うんだけれどな。