発行元:都市出版
感想
特集は「TVアニメと中央線」。
あぁ。。。そうなんだよ。シリコンバレーや、ビットバレーじゃないけれど、アニメ制作会社が中央線沿線、それも中野よりも西に集まっているんだよ。で、一種の文化圏を構成しているんだよ。スタンフォード大学出身のベンチャー企業化がサンフランシスコに集まっているようにね。
タツノコプロや、スタジオジブリ、そして東京ムービー。こち亀の秋本治も、そういえばタツノコプロの出身者だったね。
マンガでさえ下に見られていた時代に、アニメですよ。漫画映画ですよ。NHKの連続テレビ小説の世界ですよ。
どベンチャーだったわけだよねぇ。マンガは大人気になって、そのマンガがアニメになる。作ったそばからアニメが売れる時代だもんな。でも、そのプレッシャーに潰されて消えていく才能もたくさんあったことでしょう。
日本産のマンガや、アニメは世界のトップを取ったコンテンツだから、世界中のアニメ好き漫画好きにとっては聖地なんだろうな。クールジャパンと言われている文化の源流とも言えるわけですから、もっとスポットライトがあたってもいいんじゃないかしら?と思ってしまう。
でも、わたし、田舎育ちなので、あの世界は好きなんだけれど、ギュギュギュっと詰め込まれた街の雰囲気が、きらいじゃないけれど、落ち着かないんだよなぁ。