WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

デンマークのスマートシティ データを活用した人間中心の都市づくり

著者:中島健
発行元:学芸出版社

 

 

デンマークのスマートシティのまとめ

デンマークといえばキャスパー・ユンカーとアレクサンダー・ショルツの出身地ですね。人口580万人の北欧の国。ヴァイキングの国ですね。この北欧の小国のシステムを、そのままマネすることはできないです。なにしろ埼玉県より人口が少ないのだから。かといって、全否定もだめです。真似できるところから、採用できるところから、日本の社会を変えていきましょう。

 

デンマークのスマートシティを読んだ理由

地方再生に興味があるので

 

デンマークのスマートシティで仕事に活かせるポイント

サステナブルっていうなら、EVよりも、自転車だよな

 

デンマークのスマートシティの目次

1章 格差が少ない社会のデザイン
2章 サステナブルな都市のデザイン
3章 市民がつくるオープンガバナンス
4章 クリエイティブ産業のエコシステム
5章 デンマークのスマートシティ
6章 イノベーションを創出するフレームワーク
7章 デンマーク×日本でつくる新しい社会システム

 

デンマークのスマートシティの感想

北欧のデンマークは格差のない社会で、日本が目指すべき世界があるなんて言われています。が、日本の人口は一億二千万人。デンマークと比較にならないほど多いです。また、国土も広い。ヨーロッパの国々より大きいのが日本です。

その前提を無視して、社会システムを真似てはだめですよ。それじゃ出羽守になってしまう。

首都圏であれば都道府県の単位、それ以外であれば道州制の単位にまで落とし込めば、デンマークのマネができます。北海道と九州は違うのだ。そういう差を考え、ちゃんと社会システムを変えればいいんだよな。

ただ、格差がない世界は老人があまり敬われないという空気を、シルバー民主主義の日本が採用する(できる)とは思えないんだよねw

 

 

タイトル:デンマークのスマートシティ データを活用した人間中心の都市づくり
著者:中島健
発行元:学芸出版社