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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

頑固な羊の動かし方 1人でも部下を持ったら読む本

著者:ケヴィン・レーマン・ウィリアム・ペンダック
発売元:草思社

 

目次

 プロローグ 偉大なCEOへのインタビュー
第1章 自分の群れを知れーーーー一人ひとりに目を向ける
第2章 羊たちの強みをつかむーーーーそれぞれの個性を引き出す
第3章 羊と信頼関係を結ぶーーーー自分の哲学を伝える
第4章 安心できる牧草地をつくるーーーー部下が力を出せる環境をつくる
第5章 杖でそっと彼らを導くーーーー人を導く四つの方法
第6章 毅然とした態度で守るーーーー本気で怒らなくてはならないときがある
第7章 羊飼いの心を身につけるーーーーリーダーにいちばん大切なもの
 インタビューを終えて
 訳者あとがき

 

感想

心が病んでいるときに買った本なのですけれど、はまりましたな。

サブタイトルは

1人でも部下を持ったら読む本

少し大きめのチームを持たされるようになった今にぴったりだわ。

で、そんなおいらの状況を見透かすかのように

33ページに

 

本当に成功したいなら、それ以上に大切な事がある。会社は、九人の部下をきちんと管理できなければ、それ以上の大きな部署へ君を昇進させることはないだろう。すなわち、もし君が偉大なリーダーになりたいなら、羊飼いの知恵をマスターしなければならないのだ。

 

で、そんなわけでして、本書には羊飼いの知恵がぎっしり書かれているのですわ。

まぁ、書いてあることは、けっこう一般的なことなんですけれど、その4と、その6が、けっこう心に刺さりましたな。

ってか、これが一番重要でしょう、と。

ちなみに、羊飼いの知恵その4は

 

安心できる牧草地を作るーー部下が力を出せる環境を作る
・情報は隠さず、きちんと伝える
・チームを誤った方向に導く者は、早めに排除する
・仕事をローテーションさせ、チャンスを均等に与える
・つねに自分の姿を示して、彼らを安心させる
・問題は放っておかずに、すぐに対処する

 

 

で、羊飼いの知恵その6は

 

毅然とした態度で守るーー本気で怒らなくてはならないときがある
・部下が非難されそうになったら、自らが矢面に立つ
・失敗は「学びの機会」としてとらえる
・定期的に「問題はないか」と声をかける

 

 

で、改めて考えると、これらっておいらがその昔、上司にやってもらったことなんだよね。

 

 

頑固な羊の動かし方―1人でも部下を持ったら読む本

頑固な羊の動かし方―1人でも部下を持ったら読む本

 

タイトル:頑固な羊の動かし方
著者:ケヴィン・レーマン・ウィリアム・ペンダック
発売元:草思社
おすすめ度:☆☆☆☆☆(良い本ですわ)