著者:福野礼一郎
発行元:カーグラフィック
福野礼一郎あれ以後全集2まとめ
やっぱ、自動車乗って箱根を走らせるだけじゃだめなんんだよ。サーキット走らせるだけでも足りない。機械的な面、文化的な面、歴史的な面から掘り下げないとだめなんだな
福野礼一郎あれ以後全集2を読んだ理由
福野礼一郎さんが好きなので
福野礼一郎あれ以後全集2で仕事に活かせるポイント
文化と歴史について調べること
福野礼一郎あれ以後全集2の目次
BMWミニ(2代目R56型)vs VWポロ(4代目9N形)
すべての道はクルマにつづく、サプライヤーA社の場合
擁せの技術
防音材の設計技術
すべての道はクルマにつづく サプライヤーD社の場合
防振ゴムの設計/生産技術
アルカンターラの生産技術
すべての道はクルマにつづく サプライヤーG社の場合
プジョー207GTi
アウディR8
三菱ランサーエボリューションX(CZ4A型)
フィアット500 1.2 8Vラウンジ
ターボチャージャの設計と生産技術
ジャガーXF
サスペンションメンバーの設計・生産技術
日産GT-Rでいく750kmロングツーリング
クルマを創る人々 テストドライバー
チーフエンジニアに聞く マツダロードスター 貴島孝雄
クルマを創る人々 シャシ設計
クルマを創る人々 制御系設計者
チーフエンジニアに聞く ヴォクシー/ノア
チーフエンジニアに聞く ワゴンR 松井時男
クルマを創る人々 エンジン設計者
チーフエンジニア スバルインプレッサWRX STI 森宏志
BMW2002の殿堂 大阪シンプルオート吉田唯人社長に聞く
クルマを創る人々 車体設計
福野礼一郎あれ以後全集2の感想
カーグラフィックの社長であり、この本を作りあげた加藤哲也氏が「さすが」と称するくらい、福野礼一郎さんの文書は面白い。小林彰太郎さんと真逆にある世界だけれど、同じように引き込まれる。
いや、真逆じゃないかもしれないな。
自動車を語るには、その自動車が作られた背景まで語れ。それはメーカーの人の話だけでなく、パーツを供給するサプライヤーや、自動車会社や、自動車パーツが生まれて進化した歴史的背景まで含まれる。そこまで行けば国の歴史や文化まで調べる必要が出てくる。
さすがだな。
こういう自動車評論家は、他に出てこないだろうな。
尊敬できる大学時代の先輩ですわ。全く時期が被ってないけれど。もう、なんていうか、この知識の幅と、忖度しない感じが明学生っぽくていい。