著者:A.プラトカニス/E.アロンソン
訳者:社会行動研究会
発行元:誠信書房
プロパガンダのまとめ
宣伝というものをうまく使えば、消費者にいいことはある。本当か?私の頭の中に浮かんできたのは、悪い人の笑顔だ。極論すれば人間の心に訴えかけて、判断を誤らせるのが宣伝であり、プロパガンダなのだ! ん! やばい。私がおかしくなっているぞ。心理学と行動経済学の怖い面がギュッと濃縮されたようだ。もちろん、そんな怖くはないけれど。そして、抜け出す方法も書かれているけど。
プロパガンダを読んだ理由
プロパガンダに興味があるので
プロパガンダで仕事に活かせるポイント
私の仕事で、この本に書かれている内容を活かしちゃいけないと思う
プロパガンダの目次
第1章 日常生活のなかの説得
第2章 説得のお膳立て 効果的な説得を行うために
第3章 伝説の信憑性 本物とまがい物
第4章 メッセージ それはどのように伝達されるのか
第5章 感情にアピールする説得
第6章 説得の戦略を打ち破るために
第7章 情報戦略が失敗するとき プロパガンダと社会
プロパガンダの感想
安倍元首相の暗殺事件から、一気の旧統一教会が叩かれている。あんなカルトをなくしてしまえって。この本にはそんなカルトに引っかからない方法が書かれている。けれど、それと同じくらい、カルト集団に人間を陥れる方法が書かれている。
そんなに難しいことでもないし、そんなに珍しいことではない。だって、それは宣伝の延長だからね。
ひえええええ
うちの商品をたくさん販売するためにはどうすればいいのか? そうだ、うまく、消費者を騙せばいいんだ。
そんなことしちゃだめなんだよ。
でも、できそうなんだよ。
そんな本書を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。
いやはや、この出版社が出している本はどれも興味津々なのだよ。ドキドキしちゃう。
タイトル:プロパガンダ 広告・政治宣伝のからくりを見抜く
著者:A.プラトカニス/E.アロンソン
訳者:社会行動研究会
発行元:誠信書房