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日産 VS. ゴーン

著者:井上久男
発行元:文藝春秋

 

 

日産 VS. ゴーンのまとめ

日本だと日産ルノー連合だけれど、それは日本だけなんだよな。親になるのはルノー。なのdw,ルノー=日産アライアンスなんだよな。そんなルノーからやってきたゴーンさんが救ったのが日産。そんなにゴーンさんが嫌いなら、日産、潰れちゃえばよかったのにと思うな。あのタイミングでルノーが助けなければ、21世紀に日産自動車は無かったんだから。

 

日産 VS. ゴーンを読んだ理由

ゴーンさんについて色々知りたいので

 

日産 VS. ゴーンで仕事に活かせるポイント

派閥は作るな。派閥に入っちゃだめだ。ひとりで自由に生きよう。

 

日産 VS. ゴーンの目次

第1章 クーデター 2018年11月〜
第2章 日産の救世主 創業〜1999年
第3章 リバイバルプランとV字回復 1999〜2005年
第4章 躓き 2005年〜11年
第5章 私物化 2011年〜18年
第6章 ゴーンなきあとの日産 自動車産業の未来予想図

 

日産 VS. ゴーンの感想

私がゴーンさん支持派ですよ。ゴーンさんは私腹を肥やしたかもしれないけれど、それはゴーンさんだけの話じゃない。だから、ゴーンさんを追い落とした西川さんも逮捕されたわけでね。まぁ、ゴーンさんのようにものすごいサラリーをもらっている経営者が嫌いだという、左翼な人がいるのもわかる。労働者を搾取した金だろうって。

でも、世界1位とか、世界2位の自動車会社のトップがそれくらいのお金をもらわないでどうするのだ、と。単なるコストカッターだというけれど、そのコストをカットすることができず、日産を倒産寸前にまで追い込んだのは、我々日本人であって、ルノーでもなければ、フランス政府でも、ゴーンさんでもないのだ。

まぁ、そう思いながらこの本を読んでしまうのは、私がゴーンさん派だからだろうな。でも、ゴーンさんがいなければ、GT-Rも、フェアレディZも、リーフも、なかったんだぜ。

そりゃ、こんなことしていれば世界から取り残されるわね、と思うのよ。

 

 

タイトル:日産 VS. ゴーン
著者:井上久男
発行元:文藝春秋