発行元:日経BP社
感想
今週号の大特集は「展望2019年確実に来る未来 5つの試練、4 つの勝機」ですね。
5つの試練とは
- 不動産が天井に近づく
- 消費税が引き上げ
- 人手不足が深刻化
- 教育危機が鮮明に
- 国際情勢が流動化
4大商機は
- 新天皇が即位
- 資産運用新時代が到来
- AIマッチングが進化
- Z世代市場に脚光
ふつーのことがふつーに書かれているだけなのですが、「人手不足が深刻化」の章にインサイドセールスが重要視されるようになる、とある。
なぜかといえば、営業先を飛び回る営業、フィールドセールスの人を大量に確保できなくなるから、とな。そして、インサイドセールスに求められるスキルとしては、営業をする業界の選定や、営業先企業を調べる分析力、提案に使う資料を作る能力だとな。
ここまではものすごくAgree。でも、コミュニケーション能力は要らなくなると言ってますが、逆だと思いますよ。インサイドセールスから案件をトスアップされたフィールドセールスには、今まで以上のコミュニケーション能力が求められますよ。最初からクロージングするためのトークが必要なんですから。
で、そんな今週号で他に面白かった記事。
「ポスト・ゴーン巡りルノーと主導権争いも 日産、国内販売力で一人負け」
ようやく追いついてきましたね。FACTAが数カ月前から報じてましたよ。そして、負けてるのは日本だけでないですよ。そんな日産自動車のトップがルノー日産のトップから解雇を言い渡されそうだったという話、なかったでしたっけ?
「セブン、NECと組み顔認識店舗 コンビニ、省人競争そろり」
自分でのバーコード決済もしくは、顔認証。アマゾンGOのようにカメラでないのね。そして、不特定多数の人が訪れるところだと無理なのね。あとRFIDは1個10 円程度のコストが、まだ、かかってるのね。人件費が高騰すればする程、無人店舗が増えるんだろうな。そして、格差が余計に拡大すると。
「17年ぶりの運用会社上場 資産運用業界、投資家の評価は」
2001年のスパークス・グループの上場以来なんだとな。ひふみ投信などを運用販売しているレオスの上場って。
「キリンビール 本麒麟はなぜ売れた」
すげーなこの記事。今までのマーケは上司の意見を気にして、社内を向いていました。それを上の意見を気にせずに消費者の声を重視するようになりましたって、しっかり書いてあるよw
で、そんな今週号を読んでいたら、こんな本が読みたくなりました。
ルポ 不法移民とトランプの闘い 1100万人が潜む見えないアメリカ (光文社新書)
- 作者: 田原徳容
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/10/16
- メディア: 新書
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