マドンナのまとめ
会社員としての不条理と、楽しさを追い求める人生の狭間で揺れ動くサラリーマンの物語を描いた短編集。40代の会社員が読むと「ですよね~」と納得ができ、20代の若者が読むと「世の中って大変なんだなぁ」と思うわけですよ。本書を読んで「ここまで理不尽なこと、あるわけねーじゃん」と思えた中年サラリーマンのあなたは、幸せな人生を送っていますよ。
マドンナのあらすじ
大企業で働くサラリーマンを主人公にした短編小説集。会社という組織、家族というグループの中で、感じる矛盾と不条理。どうやって乗り越えればいいのか?どうやって折り合いをつければいいのか?多くのサラリーマンが共感できる短編集。
マドンナを読んだ理由
スカッとする小説を読みたかったので
マドンナで仕事にいかせるポイント
とくになし
マドンナの目次
マドンナ
ダンス
総務は女房
ボス
パティオ
マドンナの感想
サラリーマンとは自分の自由と思いを会社という組織に売り渡し、その代わりにお金と安定を手に入れる立場なのだ。みんなそのことを知っているはず。なのだけれど、どうやら世の中にはそうでないサラリーマンがいるらしい。
なぜなんだ?俺はこんなに我慢しているのに。
そんな主人公の心情に、自分を重ねる人は多いはず。
それぞれのストーリーで、主人公に自分の会社員生活を重ねながら読み進めることをおすすめします。