発行元:日経BP社
感想
大特集は「起業、失敗の後 破滅と再起を分けるのは」ですね。やっぱさ、サラリーマンで、まだ消耗してるの?ではないですけれど、会社員で結果を残せない人が「社畜が嫌だ」ってことで独立すると失敗するよねぇ~と。会社の中でも、起業家的に立ち居振る舞うことができるんだから、そうやって経験積んだほうが良いと思うよね、と。
で、他に面白かった記事。
「有訓無訓 権藤博 横浜ベイスターズ(当時)元監督」
権堂監督が率いていたベイスターズには思い切りがあった。で、思い切りがチームにあったのかというと、その秘訣が今週号に書かれていた。
選手が思い切りプレーできるようにするため、私は次の5つを大事にしました。第1は、積極的にプレーした結果なら、失敗しても目をつぶる。第2は、失敗したり叱ったりした選手には、すぐに次のチャンスを与える。第3は失敗した選手に恥をかかせない。第4は選手と直接話をする。第5は、結果についての責任は監督である自分が取る、です。
組織論や、戦略、チームワークというのは必要ですが、その大前提として、個人がモテる能力をフルに発揮できるという土壌が必要なんだよな。モテるポテンシャルをフルに活用しないとだめだということ。
「トヨタ・ソフトバンク連合、拡大へ MaaSにJR東と日野自動車が入る意味」
トントントントンヒノノニトンということで、日野自動車にはトラックや、ダンプ、トレイラーヘッドを作る技術がある。これ、トヨタにはない。でっかいプラットフォームの上に、いいろんなものを乗っけることができるってことだよな。そして、JR東日本は、日本でもっとも普及している電子マネーのSuicaがある。そりゃ、このスクラムは凄いよなぁ。そして、ガリバーを展開するIDOMや、ビッグモーターは、もうすぐ存亡の危機を迎えるんだろうなぁ。マンションの駐車場が埋まらないってだけでなく、実際に「クルマを保有しない」流れが一般的になってきてしまった。そうなると、「保有した次」のサービスを提供している会社は辛いよなぁ。これが世の中の流れなんだろうな。
「待機児童数、学法保育が保育園の水準に 小1の壁、学習塾が壊せるか」
春日部市は保育園にも学童保育にも入りやすいですが、他の市町村はそうじゃないのよね。で、そこに目をつけたのが学習塾。うちの娘さんも習い事行ってるしな。その延長線だね。習い事があるひは、学童に行けないしな。で、そんな習い事を拡大して児童を預かってしまおうと。学習塾がそこの世界に参入してきたと。100%民間なので、費用は週5日利用で月10万円とかかかってしまうけれど、勉強する習慣を身に着けさせるということを考えると、いい考えかもしれませんな。そのぶん、とーちゃんと、カーチャンが働かねばならないですが。
で、そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。
倒産!FMW―カリスマ・インディー・プロレスはこうして潰滅した
- 作者: 荒井昌一
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか ゆるいつながりで最強のチームをつくる
- 作者: 小林せかい
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2019/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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