店長がバカすぎてのまとめ
本好きサラリーマンの心をくすぐり続ける最高の一冊。いやー、会社員って不条理な世界だよね。無理筋ばかりな社会だよね。でもね、そんなささくれだった心だって、大好きな本を読めば落ち着くんだよ。本こそすべて。でもね、本を扱う仕事って大変なんだよ。あー自分を重ねることで、引き込まれるし、くすぐられるし。良い小説を読んだなぁ、と思える一冊。
店長がバカすぎてを読んだ理由
心を落ち着かせたかったので
店長がバカすぎてで仕事に活かせるポイント
ここまで読者が自分の生活を重ねることができる本って、最高だよ。
店長がバカすぎてのあらすじ
武蔵野書店吉祥寺本店に勤める谷原京子。武蔵野書店の契約社員になって、はや6年。いいこともあれば、悪いことだらけ、立った気がしないでもない。自分の回りで起きるおかしな出来事も「あの人、バカなんで」と思い込めれば解決する。
店長がバカすぎての目次
第一話 店長がバカすぎて
第二話 小説家がバカすぎて
第三話 弊社の社長がバカすぎて
第四話 営業がバカすぎて
第五話 神様がバカすぎて
第六話 結局、私がバカすぎて
店長がバカすぎての感想
おもろいなぁ。自分の生活をまるごと投影することができる。主人公のように、書店店員でもなければ、若くもない。でもね、会社で、回りに毒づいているのは同じかもしれない。
自分の半径二メートル内で起きる出来事。
主人公は、武蔵野書店吉祥寺本店に勤める人なので、本(電子書籍ではなく紙の書籍ね)が良いタイミングで登場する。
書店で働いたことはないけれど、出版社で働いたことがある人間としては、描写される出版業界の様子も「ですよねー」と思えてしまうのです。