著者:K.M.ワイランド
発行元:フィルムアート社
まとめ
マニアックですねぇ。でも、へたな小説講座に通って学ぶよりも実践的なことを教えてくれる本ですよ。「俺には書きたいことがあるんだ!」と思っている人は、その内容をこの本に書かれている型に流し込んでみると良いですよ。
この本を読んだ理由
自分の中で表現したいものがあったので
仕事に活かせるポイント
仕事には活かせないけれど、趣味には活かせますね
目次
パート1 ストーリーの構成
パート2 シーンの構成
パート3 文の構成
感想
この本で紹介されている物語の構成は、ハリウッド映画でよく用いられる構成です。基本は3部構成。起承転結じゃないのか?と思ってしまうのですが、そうじゃない、と。
とはいえ、シンプルな一方通行の3部構成ではない。
それぞれの構成は以下のように分解されています。
第1幕
→登場人物の紹介
→危機と舞台設定の紹介
→プロットポイント1
第2幕
→ピンチポイント1
→ミッドポイント
→ピンチポイント2
→サブプロット
第3幕
→プロットポイント2
→クライマックス
→解決
→エンディング
むろん、この流れを知っているだけじゃ、小説を書き上げることはできない。そもそもプロットポイントや、サブプロット、ピンチポイントを考えるのが大変なんだよ!
そうなんだよ!考えなきゃいけないのだよ!
そして、それらのポイントは連続性がなきゃだめなんだよ!
なんか見えてきたぞ!
タイトル:ストラクチャーから書く小説再入門 個性は「型」にはめればより生きる
著者:K.M.ワイランド
発行元:フィルムアート社