著者:ハワード・ジェイ・シャーマン
訳者:長島誠一
発行元:新評論
まとめ
これがマルクス経済学というのか???アメリカの経済学者が書いた本だよね?とおもって、何度も著者の経歴を読み直してしまいましたよ。古典を読んだ方がいいよね、ということですが、経済学はダメなのか???ミルトン・フリードマンを、そんなに嫌わなくてもいいと思うのだけれど。
この本を読んだ理由
新型コロナによるばらまき政策が引き起こすのはスタグフレーションだとおもっているのですよ。なので、スタグフレーションの勉強をするために、この本を手に取りました。
仕事に活かせるポイント
なし
目次
第1章 人間にとってスタグフレーションとは何か?
第2章 資本主義と有効需要
第3章 不平等と消費需要
第4章 投資と利潤
第5章 失業
第6章 インフレーション
第7章 独占力
第8章 独占とスタグフレーション
第9章 国家とスタグフレーション
第10章 世界資本主義とスタグフレーション
第11章 何をなすべきか、社会主義と民主主義の必要性
感想
新型コロナウイルス対策で世界各国がお金をばらまいているのですが、それによってハイパーインフレ、もしくはスタグフレーションが起きるんじゃないかと思っているのですよ。
なので、いろいろ勉強しておこうかと。
スタグフレーションとは、生産が沈滞または縮小して大量に失業が発生しているときの物価騰貴の状態、なのですよ。
まぁ、そういう時代が来るんじゃないかと。
で、この本を読んだのですが。
むむむ
なんなんだ?ここまで資本主義を下げて、共産主義をもちあげるって。
シカゴ大学とカリフォルニア大学大学院で学んだ人が書いたはずなのにナ。
「カール・マルクスの革新的な見解」っていう項目があるくらいだからな。
これが、マルクス経済学って言う奴なんだろうな。
違うのかな?
マルクス経済学について学んだ方がいいのかな?
しかし、この内容は本当に信じていいんだろうか?