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「円安大転換」後の日本経済 為替は予想インフレ率の差で動く

著者:村上尚己
発行元:光文社

 

 

「円安大転換」後の日本経済のまとめ

円高な時代に書かれた本を、円安の時代に読むという。円安+資源高でスタグフレーションがやってこようという時代に、この本を読む。書かれたのは8年も前。こんな時代がやってくるとは思わなかっただろうな。為替は予想インフレ率の差で動くと言うけれど、それがあてはまって、円安に振れてるんだろうな、と思う今日この頃。

 

「円安大転換」後の日本経済を読んだ理由

円安&資源高騰でスタグフレーションが発生しそうなので

 

「円安大転換」後の日本経済で仕事にいかせるポイント

情報はいろんなところから集めないとな

 

「円安大転換」後の日本経済の目次

第1章 日本の景気は円安で回復する!
第2章 為替レートは「予想インフレ率の差」で動く
第3章 なぜ、円高は定着したのか?
第4章 日本流「ガラパゴス経済学」が景気を悪くした!
第5章 日銀の怠慢とアベノミクスの発動
第6章 1ドル=105円で日本はどう変わるか?

 

「円安大転換」後の日本経済の感想

この本が書かれたのは2013年。わたしが、この本を読んだのは2021年。2013年の円相場は1ドル100円前後。2021年の円相場は1ドル110円前後。本書では「1ドル105円で幸せ!」のような内容になっているが、それより5円も円安に振れているいま、我々は幸せなのだろうか?

予想インフレ率とは

市場関係者らが予想しているとされる物価上昇率。「予想インフレ率」(予想物価上昇率)とも呼ばれます。市場関係者に対する調査などを基に算出するほか、利付国債と物価連動債の利回りの差であるブレークイーブンインフレ率を期待インフレ率とみなす場合があります。日銀が2013年4月に決定した量的・質的金融緩和は、予想物価上昇率を上昇させることによってデフレから脱却することを狙いとしていました。

www.smd-am.co.jp

わたしの頭がバカなので、いまの円安水準を、予想インフレ率の差で説明することが出来ない。

なお、これが、予想インフレ率の推移らしい。

www.boj.or.jp

むずいよw 

 

 

 

タイトル:「円安大転換」後の日本経済 為替は予想インフレ率の差で動く
著者:村上尚己
発行元:光文社