WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

コンバージョンをあげるWebデザイン改善集

著者:井上大輔/菊池達也/井上清貴/谷脇しのぶ
監修:小川卓
発行元:マイナビ出版

 

まとめ

この本は事典だ。それもWeb改善案が詰まった事典だ。頭から全部読んでもいいし、自身が携わるサイトに「課題」が表れたときに読んでもよい。改善案がしっかりと、それもわかりやすく紹介されている。ここに貴方の独自色は、きっといらない。書かれていることを忠実にこなすだけで、OKなのだ。

この本を読んだ理由

たまに、Webサイトリニューアルの最前線に立つこともあるのですよ。そういう時、さび付いてしまった自身の知識をリフレッシュするために、この本を手に取りましたよ。

仕事に活かせるポイント

改善案が「BtoC」と「BtoB」に別れて紹介されているのですよね。もちろん、その両方に当てはまる場合もあります。自分の仕事が「当てはまる方」だけをつまみ読みしても、十分仕事に活かすことができます。

目次

Chapter1 デザイン事例集
Chapter2 改善Tips
Chapter3 コンバージョンをあげるための改善を実行しよう
Chapter4 コンバージョンをあげるためのサイト改善プロセス

感想

この本、すごいな。マジで改善事例集ですよ。それも「名前を聞いたことがない」会社の事例が並んでいるのではない。バニラエア、三井住友カードUTグループマネックス証券ロクシタンジャポン、トーセキ、車検の速太郎足立店、ハルメク・ベンチャーズ、ビューティーチャンネル、シバ製靴、レザーハウス、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターが実名で登場してくる。

 

これだけですごい。

 

のに、「お問い合わせフォームの項目数や必須項目、ガイドの入れ方を工夫するには?」という、超細かいテクニックのことから、「サービスの対象地域をどのように見せるか?」とか「ユーザーに対して次のアクションを促すには?」という、戦略的な立ち位置で情報を整理する話まででてくる。

 

もうすごい。

2つの意味ですごい。

 

1つは、ここまで具体的に「改善方法」を紹介しているという点。

もう1つは、会社名(クライアント名)をここまで大々的にだしているという点。

バッチリ結果が出ているから、こういう紹介の仕方ができるのだろうな。

すごい。

その一言に尽きる。

そして、ことあるごとに、この本を見直そう。

 

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

コンバージョンを上げるWebデザイン改善集

 

 

タイトル:コンバージョンをあげるWebデザイン改善集
著者:井上大輔/菊池達也/井上清貴/谷脇しのぶ
監修:小川卓
発行元:マイナビ出版