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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

東京懐かしの昭和30年代散歩地図

編集:ブルーガイド
発行元:実業之日本社

 

まとめ

進化し続ける東京。前だけ向いて、未来だけ見つめて素寸むのでいいのでしょうか?自分たちの足下を見つめる、歴史を見つめ直すことが重要です。この本片手に東京散歩をすると、自分が何者なのか見えてくると思いますよ。

この本を読んだ理由

私のライフワークは昭和を知ることなので

仕事に活かせるポイント

あまりないですな

目次

銀座・京橋 いち早く復興した日本一の繁華街
日本橋人形町 銀行・証券マン、旦那衆たちの町
丸の内・有楽町・日比谷 建築博物館といわれたオフィスビル
赤坂・国会議事堂 昼夜に表情を変えた国際的社交場
六本木・麻布十番 閑寂な街から新風俗の眠らない街
渋谷・原宿・表参道 夢とロマンと欲望が焼け野原を街へと変えた
新宿・早稲田 当時も今も変わらぬ猥雑な大繁華街
池袋 文教地区と闇市の面影が残る池袋
神保町・お茶の水 学生服に学生帽の若者が闊歩した街
本郷 山の手に隣接して下町が色濃く残る
上野・谷根千 清濁併せのむ不思議の街
浅草 テレビ時代に飲み込まれたパラダイス
両国・錦糸町向島 墨東を彩った相撲の街、歓楽街、花街
北千住・南千住 古い面影を残す街に再開発の波が
築地・月島・佃島 戦火を免れた家屋が残る市場の街
芝・大門 巨大鉄塔の出現が住宅街を一変させた
品川・五反田 失われた漁業、今も残る庶民的な香り
高円寺・阿佐ヶ谷 中央線高架の城壁に分断された街
門前仲町・木場
練馬
蒲田・大森
世田谷

感想

延期になってしまいましたが2020年の東京オリンピックに向けて、東京都心部で様々な開発が行われました。「そのまま残しておけばいいじゃないか」なんて、わたしの気持ちなど関係なく。まぁ、わたしの気持ちによって、都市開発が同行してしまったら、大変なことになりますがね。

 

そんな首都東京が、大きく進化し、変貌を遂げたのは1964年東京オリンピックのタイミングだったわけですよね。高度経済成長期の波に乗り、戦争という辛い記憶を消すために、東京が進化した時代。

 

そんな昔のことを知ることもない令和2年。

 

この本を手に取り、今の東京都重ね合わせることで、進化して、進んでいく方向が、なんとなく見えてくるような気もします。

 

そんなことないかな? いや、あるね。

 

この本を片手に東京を散歩し、昭和の時代を空想するのが良いかもしれませんね。

 

 

タイトル:東京懐かしの昭和30年代散歩地図
編集:ブルーガイド
発行元:実業之日本社