発行元:CCCメディアハウス
まとめ
ムーミンは、やっぱり、奥が深いな。面白いな。かわいいな。憧れる生き方はムーミンパパだ。やっぱり。
この本を読んだ理由
ムーミン好きですからね。そりゃ、読みますと。でも、5年も積読していた。
仕事に活かせるポイント
可愛さだけだと、ブランドになれないよな。面白さが必要。そして、世界で愛されるなら、その面白さは世界で通用しなければならない。
感想
特集は「映画公開で再び注目される永遠の名作 ムーミン完全読本。」です。ムーミンに惹かれて購入したのですが、5年も積読しちゃいました。テヘペロ。そういえば、ありましたね。「劇場盤ムーミン南の海で楽しいバカンス」という映画が。その公開を記念した特集ですね。
完全というくらいですから、劇場版のムーミン以外も取り上げていますよ。日本版の歴代ムーミンから、世界各国で放映された、発行されたムーミンまで。ソビエトで効果された「ムーミントロールと彗星シリーズ」や中国で放映された「ムーミン谷シリーズ」まで。すげーな。ムーミンの故郷スウェーデンって、ソビエト共産党と戦ったんじゃなかったっけ? シモ・ヘイヘが白い死神としてソビエト軍に恐れられていたんじゃなかったっけ?
そんな国でも受け入れられた、ムーミン。まるっとしたかわいいフォルムだけでは、そんなこともなかったでしょう。物語自体も面白く、その内容が社会制度の大きく違う国でも受け入れられなければ。
そう考えると、ムーミンって奥が深いな。私は、ムーミンや、スナフキンよりも、ムーミンパパに憧れてしまいます。
そして、そんな今月号を読んでいて読みたくなった本は、これ。
Pen+に「大人のための藤子・F・不二雄」特集なんてあるのね。これも読まなければ。