WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

Car Magazine 2020.2

発行元:ネコ・パブリッシング

 

 

まとめ

カーマガジン、驚きの通巻500号。スゴイですね。そして、面白いですね。工業製品としての自動車のクォリティに差がなくなると、比較するような、テストするような記事は面白く無くなるからね。その差が小さすぎて。でもね、クルマを愛する人の感情は千差万別なので、感情な部分にスポットライトを当てると、どこまでも面白い世界が作れるんだよね。

 

この本を読んだ理由

ベーシックカーの特集が読みたくて、買いましたわよ。

仕事に活かせるポイント

製品自体や、性能にスポットライトを当てるのではなく、利用者や、利用者の感情にスポットを当てると、コンテンツは面白くなるのだな。まさに、ものより思い出。

 

感想

今月号の特集は「We Love Basic Car」ですね。ベーシックカーにスポットライトを当てた特集。こういう切り口の特集、カーグラフィックだと、難しいだろうな。テストとか、インプレッションだけではクソつまらない記事だから。そして、登場するクルマが、FIAT500、ヌーヴォFIAT500、ロードスター、空冷ビートル、ローバーミニ2CV、スズキジムニーだものな。

 

比較しても、テストしても、意味がない、というか「だから、どーした」って世界になるものな。すげーつまらない記事にしかならないしね。スペックがすごいわけでもないし、パフォーマンスが、すごいわけでもないしな。

 

しかしね、歴史や、オーナーの愛情、マニアのこだわりに話を振ると違ってくる。歴史に話を振れば、歴史小説のような世界になるし、オーナーの愛情や、こだわりに話を振れば、立派な私小説になる。

 

こういうって、まさにモノ消費から、コト消費って言うのじゃなかろか? 意味合いが違うような気もするけど。

 

 

car MAGAZINE (カーマガジン) 2020年2月号 Vol.500【特別付録:通巻500号記念ステッカー】

car MAGAZINE (カーマガジン) 2020年2月号 Vol.500【特別付録:通巻500号記念ステッカー】

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: 雑誌