WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2020.01.06

発行元:日経BP

 

まとめ

国家という枠組で今まですべてがなさえてきたからねぇ。国家という枠組みとは全く違う存在と言っていいのがGAFAだからねぇ。そして、ここで気がつくのよね。ワタシは国家という概念について、よく知らないと。プラトンの「国家」をちゃんと読もう。今なら、理解できるはずだ。

 

この本を読んだ理由

週に一度の頭の整理

 

感想

今週号の特集は「終焉 GAFAの時代 企業と国家の未来」ですな。国家って国境線で区切られたエリアを領土とする政治組織じゃないですか。その政治組織が、警察力をもったり、貨幣を流通させたり、教育を行ったりして、そういう中にコミュニティができていくわけで。GAFAは政治組織とコミュニティはあるけれど、領土って概念がないんだよな。だから、全部を飲み込もうとする。今までは領土って概念があったから、何かでぶつかりあっても、互いに落としどころを探すことができたんだよな。それがぶつかりあわなくなったんだからなぁ。真のワールドワイドウェブ、世界中に張り巡らされた蜘蛛の糸だよ。

 

しかし、こんなことを語っておきながら、ワタシは国家の詳しいことを知らない。ちゃんとお勉強しなければ。

 

他に面白かった記事はこれ。

 

「自動車メーカーに試練の2020年 環境規制が生む世界の分断」
中国はEVに。アメリカはガソリンエンジンに。厳しい規制に合わせて、そこからダウンしていった方が生き残るという歴史の結果から、中国が勝ちそうだけれど、リチウム硫黄電池や、全固体電池が量産されると、また大きく変わりそうだよなぁ。高効率なガソリンエンジンの発電機とリチウム硫黄電池を搭載したハイブリッド車がメインとなりそうだよね。

 

「住宅価格上昇でも買いやすく コスパ重視の一戸建て 安い家造り最前線」
人口減少が始まり、空き家も増え続けているのに、格安住宅ですって。それも都心に。いろいろなことを考えてしまう。

 

三菱重工業 飛べないスペースジェット」
型式認証、まだとっていなかったんだ。もう、2020年なのに。配線にダメ出しがあって、作り直したら機体に入らなくなったという。何ということでしょう。ホンダジェットと何が違うのだろうか?