発行元:日経ナショナルジオグラフィック
まとめ
北極という地球上、最後のフロンティアが現れた、と考えるのか?人類による環境破壊により、北極がなくなってしまうととるのか?人により判断はわかれるけど、ワタシは後者だな。永久凍土が溶け出した北極圏が緑の大地になったりしてな。
この本を読んだ目的
月に一回は、地球上の自然環境に注意を払わねばな。
目次
FEATURES
氷なき北極
北の果ての覇権争い
凍土に眠る炭素の驚異
消えた探検隊の謎
温暖化に注ぐ熱視線
オオカミと過ごした時間
氷が消える前に
PROOF
中朝国境を鉄道で超える
EXPLORE
目で味わうハーブ
再現された木星の世界
バッハの手の秘密
THROUH THE LENS
巨大ワニの最期に立ち会う
感想
夏の北極から氷が消える。ここにチャンスを見出す国がたくさんあるわけですよ。ロシア、アメリカ、カナダ、そしてノルウェーなどの北欧諸国まではわかるけど、なぜに中国?中国、ほんとにどこにでも出てきますな。それだけ資源が北極にはあるということなのでしょう。しかし、中国は北極圏に領土を持っていないから、基地を置くのは無理だよなぁ。
と、そんな大国の覇権争いの舞台となる一方で深刻なのが、環境破壊なわけですよ。北極から氷がなくなってしまったら、それは夏の間だけとはいえ、世界の海流におおきな影響を与えるのではなかろうか?もちろん、完全に氷がなくなってしまうわけではないけれど。
そして、永久凍土が溶けて、気温が上質すると、北極圏が緑の楽園になってしまうのではないか?と思ってしまう。
そして、今月号は「中朝国境を鉄道で超える」という記事に驚いた。北京から平壌にいく長距離列車に日本人が乗車することができるだなんて。そして、写真を撮ることができるだなんて。長距離列車で世界を旅することが夢のワタシとしては、この路線にも乗ってみたい!
そんな今月号を読んていたら、読みたくなった本はこれ。
- 作者: クリス・マクナブ,ナショナルジオグラフィック,片山美佳子
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2019/08/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: エドワード・ブルック=ヒッチング,ナショナルジオグラフィック,関谷冬華
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2019/09/20
- メディア: 単行本
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あと、プラスチックの再生に取り組んで、ロレックス賞を受賞したミランダ・ワンさんがすこい。
そして、SIGMAの45mm F2.8 DG DNがほしい。もちろん、ソニーのEマウントね。