WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

FACTA 2019.9

発行元:ファクタ

 

まとめ

政治的主張が左に傾いているのは良いのだけれど、経済事件の深堀も、最近、甘くなり始めていないかい?いや、それでも、他のビジネス誌経済誌新聞に比べれば鋭いのですが。

 

この本を読んだ目的

ワタシの貴重な情報源ですね。頭の中をシャープにしてくれます。しかし、元切り込み隊長がフェイスブックに書いていましたが、主筆阿部重夫さんがいなくなったって、マジ?

 

感想

 

今月号で面白かった記事。

 

「赤い健康タマネギ育種で作る」
そーなんだよ。スーパーの野菜売り場で、複数の品種が販売されているのって、トマトとじゃがいもくらい。果物はリンゴでも。いちごでもたくさんの品種があるのにな。そして、その品種が販売されているのにな。タマネギだって、トマトのようにブランド化・差別化できるという発想が素敵。

 

「パナの呆れたベンチャー投資」
パナソニックがランドロイドの開発元である「セブン・ドリーマーズ」に出資していたこともびっくりだけれど、そのセブン・ドリーマーズが潰れてしまったということもびっくりだ。洗濯物自動たたみきって、お金払って人にやってもらうんじゃだめなのかねぇ。


「電子証拠能力ゼロ社会日本」
電子データのアクセス権を第三者に与えて、社内のIT管理者らの恣意的な運用を避けるようにしているのを「アクセス権の分離」と呼ぶのだという。アメリカで2010年頃から運用が始まってるのだと。勝手にデータを書き換えないように、データが書き換えられていないかを第三者が管理するんだと。Electronic Discovery Refrence Model=EDRM(電子情報開示参照モデル)が定められ、証拠能力がある電子データの保全方法が定められているのだと。日本にはこれがないのだとな。


「土砂崩れ多発太陽光発電所」
そりゃそーだろ。で、土地の所有者と、建設業者と、電機販売業者がみんな違うので、ナニカ起きても血みどろの裁判合戦が行われ、事故の保証がされにういんだとwもう、文字通り地獄への道は善意で舗装されているですな。メガソーラー発電は、全面禁止にすべきなんだよな。もしくは、事故が起きたときに保証ができる金額を事前に積み立てておくもしくは、地方自治体にデポジットしておくとかしないと、にげどくになってしまうよな


「持たざるものの代弁者山本太郎
自民憎しで、野党の希望の星、れいわ維新の山本太郎を持ち上げていますけれど、もう、支持率下げ始めてるんですけれど。持たざるものの代弁者であることは間違いないけれど、「持っていないから、持っているやつから金をふんだくる」という理論だから、それは身内に対しても適応されてしまうんだよな。自分は何も努力しないけれど、あいつが羨ましい。という発想。1000円寄付したのに、何も見返りがないじゃないか!って勢いに潰されて終わるんだろうな。そして、確実な効果をもたらすN国に支持が流れるとw