目次
第1章 スーパーカブの歩み
第2章 ホンダの躍進とスーパーカブ
第3章 開発者の証言
第4章 単気筒エンジンの開発史
第5章 カブ・シリーズストーリー
第6章 世界のスーパーカブの変遷(日本と海外)
第7章 ホンダとの50年(1947~1950)
第8章 スーパーカブの新たなる世代
感想
三樹書房っぽい本ですね。2019年のいま、スポーツカーメーカーというよりもミニバンメーカー、軽自動車メーカーのイメージが強いホンダですけれど、世界最大のバイクメーカーでもあったりするんですよね。そして、2019年現在、ホンダの利益の多くをバイクが稼ぎ出しているという。
そんなホンダのベースを作った名車がスーパーカブ。サブタイトルにあるように、ホンダ初の世界戦略車となり、そしていまだに生産が続いている名車なのですよね。ちなみに購入して読んだのホンダスーパーカブシリーズ誕生60周年記念版の、初回限定1,000部に当たる本なのよね。
そこまでバイクが好きなわけじゃないけれど、思わず買ってしまいました。
そして、どちらかというと大型バイクが好きなっワタシなんですけれど、この本を読んだらスーパーカブが欲しくなってしまいましたよ。いや、まじで。スーパーカブ110をね。
さすがの私もスーパーカブが欲しくなりましたよ。スーパーカブ110が。受注生産モデルのスーパーカブストリートが欲しくなりましたね。免許ないですけれどw
では、なぜ、ワタシはスーパーカブをほしくなったのか?
それは、スーパーカブというバイクは新たなるマーケットと、ユーザーを開拓したという事実にやられてしまったからなのですよね。そこに需要があるからといって開発されたバイクではなく、スーパーカブというバイクが、スーパーカブを利用するユーザを作り出したということなのですよ。
YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA
You Meet the Nicest People on a Honda
アメリカでバイク乗りといったらアウトサイダーで、革ジャンで、ヘルズ・エンジェルスなイメージであった状況を、このキャッチコピーと、小さくて燃費が良くて、壊れにくいバイクが変えたと。
そんな開拓者精神にワタシはやられてしまいましたw