WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

FACTA 2019.1

発行元:ファクタ

感想

ゴーンさんの逮捕でゴーンさん祭りかと思いきや、そうではなかった。記事が基本的に間に合わなかったのもあるでしょうが、金融商品取引法の逮捕は無理筋で、公判を維持できないって思ってるからなのでしょうな。なので、記事中にも

役員報酬が重要事実かどうかの争点も裁判官は特捜部の主張に乗りかねない。そうなると、最大の問題は、ゴーン氏らに違法なことをしているという認識があったかどうかとなる。故意が立証されなければ、無罪だ。そこで特捜部は再逮捕して長期勾留の中で、違法性の認識を認めさせようとしているのではないか。絵に描いたような自白強要であり、特捜部とゴーン自白の我慢比べだ。

と書いている。


日産に問題があるって、FACTAは前から書いていたけれど、それはカルロス・ゴーンの高額報酬の件ではなく、北米事業の失敗だからな。FACTA、国内政治はアベノセイダーズの影響でおかしな記事が多くなってきたけれど、経済記事は信頼度高いからな。勾留延長が認められずに特別背任で再逮捕されたけれど、疑わしきは罰せずの原則を無視し、自白を強要する日本の司法制度は北朝鮮並みと言われるのだろうな。そして、反自民や、違法入国してきた人々や、経済的貧困に分類される人々の人権擁護は声高に叫ぶのに、大金持ちのカルロス・ゴーンには人権がなくてもしょうがないような素振りを見せ続ける日本のリベラルも、世界から叩かれるのだろうな。
そんは日産の記事は「ゴーン事件仏側は長期戦の構え」「警察VS.ゴーン 我慢比べ」のみでしたね。

 

他に面白かった記事は、こんな記事。

 

「古河電子がワークスアプリに50 億円訴訟」
潰れてしまうのではないか?ワークスアプリケーションズ兼松エレクトロニクスから14億円、アニメイトから3億円で、次は50億円。少し前まで先働きやすい会社ランキングで1位だったりしたのにね。転職先はよく考えないと、駄目だな。

 

「遠藤金融庁第二のスルガ炙り出し」
レオパレス保証費嘘の証拠」
この記事は連動してなさそうですが、連動してますよね。美味しい投資先がなければ不正に融資しないわけで、美味しい投資先になるには、まっとうなことをしていてはだめで。札幌のアパマンショップの事故と同じだよな。ユーザど無視でマネーゲームしていたツケが回ってきましたね。日本のリベラルな方々も、アベノセイダーズも、ここを叩けばよいのに、なぜか、静かなんだよね。

 

で、そんな今月号を読んでいて読みたくなった本。

 

 

炎上しない企業情報発信 ジェンダーはビジネスの新教養である

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