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なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー改訂版

著者:森崎修司
発売元:日経BP

目次

【第1章】 レビューの間違い
【第2章】 準備と問題検出
【第3章】 レビュー会議の進め方
【第4章】 さらなる効果向上

 

感想

開発過程でなにがキモかというと、要件定義と設計書作成。これをちゃんと終了しないと、後工程がとんでもないことになる。そんなとんでもないことにならないために、本書を読んでみた。

 

成功させるレビューの肝はリーダーが「検出すべき問題種別の選定」、「指針となるシナリオの作成」、「簡易なレビューの実施検討」、「レビュアーの選定と割当」、「ドキュメント配布と告知」をちゃんとやることなんだとな。

 

で、レビュアーは割り当てられたシナリオにそって「漏れ」、「曖昧さ」、「誤り」の順序で対象ドキュメントを調べていくのだとな。誤字脱字とか直ぐに目がいってしまうけれど、そういうのは一番最後ね、と。

 

で、「漏れ」をチェックするには、読む前に「こういう内容が書いてなければならない」というイメージを持ち、そのイメージとドキュメントの内容を比較するのだとな。

 

で、「曖昧さ」には複数の解釈が可能な表現だけでなく、説明不足も含まれるのだとな。

 

こうやって、1つずつ確実にレビューをしていくことが重要なのよね。