著者:サラ・モス、アレクサンダー・バデノック
発行元:原書房
目次
第1章 チョコレートの誕生(メソアメリカのチョコレート/ 最初期のチョコレート ほか)
第2章 ヨーロッパ上陸(スペインへ/ ヨーロッパ諸国へ ほか)
第3章 チョコレート・ビジネス(革命によってもたらされた供給不足/ ファン・ハウテン(バン・ホーテン)の技術革新 ほか)
第4章 永遠の魅惑
感想
チョコレート。
子どもたちから大人まで。世界中にファンの多いお菓子。
その歴史は長く、深い。
中米で作られていたカカオの実から採れる飲み物に、西洋文明が触れたのは大航海時代。
しかし、おなじみの形、固形のチョコレートが大量生産されるようになったのは19世紀以降から。
バンホーテンと、ハーシーがキーになる。
いやいやいや。
ココアもカカオから生まれているのだから。
その栽培も、その収穫も、そして加工も手作業が基本のチョコレート。そのため、いまだに児童労働や、奴隷労働が行われているチョコレートの世界。
甘くて暗い、アンダーワールドな世界もあるのよね。
それは、美味しくて悲しいわな。
タイトル:チョコレートの歴史物語
著者:サラ・モス、アレクサンダー・バデノック
発行元:原書房
オススメ度:☆☆☆(良い本だね)