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展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!

 

著者:清永健一
発行元:ごま書房

 

展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!まとめ

展示会は会社にとってお祭りのようなもの。そのお祭りを自分たちだけが楽しんじゃ、営業に繋がらない。展示会というお祭りに情報収集しに来ている企業担当者が「あなたの会社のことだけ」を覚えているわけがない。では、どうすればいい?その具体的な方法を教えてくれる素敵な1冊。

 

展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!を読んだ理由

展示会が気になるので

 

展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!で仕事に活かせるポイント

情報提供のつもりで、出展商材の特徴、性能、スペックや価格を来場者に伝えると、来場者は「売り込まれた!」と思ってしまう。来場者の悩みに寄り添い、その悩みの解決に役立つ情報を提供することが重要。

 

展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!の目次

働き方改革!営業活動時間を減らすことで売上が上がった企業のカラクリに迫る!
金なし、コネなし!株式会社名井内の場合
金もコネも不要! 展示会出展が小さな会社を救う
下手すると逆効果。間違いだらけの展示会運営
成果に直結!目からウロコの展示会フォロー術
儲かり体質に変える数値目標の作り方!
展示会営業®術が会社を強くする!株式会社名井内の復活劇!
著書「清永健一」が聴く!展示会プロフェッショナル達の「成功の舞台裏」インタビュー!
ムダな営業をしないことが会社にもたらす13個の幸せ

 

展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!の感想

舐めてました。舐めた姿勢で読み始めた、私が馬鹿でした。この本には展示会を成功に導く秘訣がぎっしりと詰まってます。ただ単に「名刺●●枚!」とか言ってちゃダメなんだよな。

展示会、お祭りの要素がつよく、気合と根性で乗り切ることが多い場なのですけれど、そうじゃないことを教えてくれます。

例えば来場者の動き。

来場者が展示会当日に展示会場を歩き回りながら突発的に立ち寄るブースは28個。そして、一つのブースに費やす時間は5分。

短い気はしていましたが、そんなに短いとは。

そういう状況で必要なのはの、問題解決型ブースを作ること。問題解決型ブースとは、来場者が抱えている特定の悩みに対して解決方法の糸口を提供しているブースのこと。

そして、ブースが自分の役に立つか?来場者が判断する時間はわずか5秒。ブース上段のパラペットを見て、そのブースに立ち寄るかを判断してるのです。

その5秒で勝負を決めるわけですが、勝敗を左右するのがキャッチコピーなのです。

ブースのキャッチコピーにはこの3つが必要。
①メリット提示
②具体性
③To Meメッセージ

メリット提示や、具体性のなかに数字を組み込むのが、ポイント。その数字は数量や、時間であることが望ましいのですぞ。

いやはや、すごいわ。すごい実用書ですよ。

 

 

タイトル:展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!
著者:清永健一
発行元:ごま書房