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改革・改善のための戦略デザイン 自治体DX

 

著者:宮里隆史
発行元:秀和システム

 

改革・改善のための戦略デザイン 自治体DXまとめ

自治体のデジタル化って実は早くから行われていたんだよな。それこそメインフレームいれてってレベルで。ただ、特定ベンダーと各自治体がべったり付き合っていたので、金はかかるし、進化はしないし、互換性はないしってなっていたわけです。そして行政は連続性が大事で誤謬性は認めちゃいけない世界だから、進化しなかっただけなんだよな。なので、この2つをぶち破れるかどうかがキーになるんだよな。

 

改革・改善のための戦略デザイン 自治体DXを読んだ理由

自治体のDXを知りたいので

 

改革・改善のための戦略デザイン 自治体DXで仕事に活かせるポイント

自治体の事例は参考になりますね。どうやって、そのツールが入ったのか?というポイントが気になりますわ。

 

改革・改善のための戦略デザイン 自治体DXの目次

1章 DXの概要と意義、必要性
2章 業界の現状分析と改善の視点設定
3章 導入事例、改善・成功事例
4章 成功するプロジェクトの進め方
5章 DXの先の成長・戦略デザイン

 

改革・改善のための戦略デザイン 自治体DXの感想

自治体のデジタル化って遅れているよなぁって言っている、そこのあなた。日本企業はドコでもデジタル化が遅れているのですよね。紙の申請書ばかりじゃないかって言っているそこのあなた。パソコンや、スマホを使えない人にあわせて紙で申請を受け付けているんですよ。だから、自治体のデジタル化は遅れているんです。いや、遅れているのではなく、これがフツーです。

という説明に納得してしまいそうだ。そんなことはないのだ。自治体だって、色なことをやろうとしている。デザインシンキングなんて、フツーの会社はやろうとしてないぞ。

でもね、そういうアジャイル的な手法には失敗がつきものなんだよ。改善しながら進化して行くんだよ。

そういうことがよくわかる本。

そして、そういう失敗を受け入れられない住民がいるから、そりゃ、自治体のデジタル化なんて進まないよなと、よくわかる。

 

 

タイトル:改革・改善のための戦略デザイン 自治体DX
著者:宮里隆史
発行元:秀和システム