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オウンドメデイアのやさしい教科書。 ブランド力・業績を向上させるための戦略・制作・改善メソッド

著者:山口耕平、徳井ちひろ
発行元:株式会社エムディエムコーポレーション

 

まとめ

おうんどめであったて、(デジタル)マーケティングの一環なんだよな。マーケティングの基本を理解していなければ、何もできない世界。そして、オウンドメディアったって、メディアなのだから、メディア運営とか、企画の立て方を知らないと何もできないのだよな。そんな当たり前だけれど、長寿ようなことを教えてくれる1冊。

この本を読んだ理由

会社でオウンドメディアを立ち上げるらしく、その責任者に私がなると言うことなので。

仕事に活かせるポイント

「失敗するオウンドメディア」という章ですね。失敗するオウンドメディア6つの事例が良い。①目的やゴールを設定せず、勢いでスタートした。②ターゲットを定めていなかった。③検討フェーズに合わせたコンテンツ設計ができていなかった④広告色の強いコンテンツばかり作っていた⑤検索ニーズのないtitleだった⑥自然検索で露出しづらい構造だった。


目次

CHAPTER1 オウンドメディアとは?
CHAPTER2 失敗するオウンドメディア
CHAPTER3 事前の準備
CHAPTER4 オウンドメディア制作
CHAPTER5 コンテンツ制作と運用
CHAPTER6 コンテンツの効果測定と改善
CHAPTER7 成果を上げるために必要なこと
CHAPTER8 成功しているオウンドメディア事例

感想

オウンドメディアと言ったって、デジタルマーケティング施策の一環なのですから、そのセオリーからはみ出すことはできません。逆に言うと、デジタルマーケティング施策の一環なのだから、その「いろは」を間違ってしまうと、成功するわけなんかないのですよ。

じゃ、その「いろは」を踏まえていれば必ず成功するのか?というと、そうでもない。しかし、成功しているオウンドメディアは、デジタルマーケティングの「いろは」をしっかりと抑えている。そんな鴨川ジムの会長のようなセリフが浮かんできちゃうのですけれど。

そして、この本、最大のウリは「CHAPTER2 失敗するオウンドメディア」ですよ。

成功させることは死ぬほど大変だけれど、失敗させないことって簡単なのよね。

何で失敗しちゃうのか?

その理由がしっかり書かれています。

そして「CHAPTER3 事前の準備」につながる。

目的を明確にし、ゴールを定める
ペルソナを設定して顧客を理解する
ユーザーの購買プロセスとカスタマージャーニー
コンテンツイメージを明確にする

もう、まさに、そうですよ。

これってデジタルマーケティングの「いろは」ですよ。

いや、マーケティングの「いろは」だな。

 

 

タイトル:オウンドメデイアのやさしい教科書。 ブランド力・業績を向上させるための戦略・制作・改善メソッド
著者:山口耕平、徳井ちひろ
発行元:株式会社エムディエムコーポレーション