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ハーバード・ビジネス・レビュー 2023年7月号

 
 

ハーバード・ビジネス・レビュー 2023年7月号まとめ

 
機械やロボットはどんどんどんどん進化している。しかし、まだ、ロボットには柔軟性がない。その柔軟性を担保するのが人間の仕事として残り続けるんだろうな。「細かく指示してくれないとわかりません」とか言ってると、仕事をロボットに奪われるのだろうな。だって、細かくしっかりとプロンプトを書くと、AIのほうがしっかりと仕事するんだもの。これ、けっこう重要な示唆だと思うのよね。そんなことを考えるようになってしまいましたわ。
 

ハーバード・ビジネス・レビュー 2023年7月号を読んだ理由

 
次に一度のお勉強
 

ハーバード・ビジネス・レビュー 2023年7月号で仕事に活かせるポイント

 
かわいいロゴのブランドに消費者は寛大になるんだって。まじか?かわいいロゴのブランドが批判にさらされると、消費者はそのブランドを守ろうとするんだって(笑)なお、論文の名前はToo Cute to Be Bad? Cute Brand Logo Reduce Consumer Punishment Following Brand Transgressionsというタイトルです。
 

ハーバード・ビジネス・レビュー 2023年7月号の感想

 
今月号の特集は「人間と機械の新しい関係」ですね。なかなか面白い特集でした。とくに「製造現場はヒトとロボットの協働で進化する」と「AIの進化が人間理解を促し、新たな事業機会を生み出す」という、論文がよかった。いろいろと、考えさせられましたわね。過去、様々な会社が工事労働をロボットに置き換えようとしてきた。しかし、いまだかつて成功した工場はない。どんどんと人間の領域は減ってきているけれど、人間の存在を0にできてはいない。ただ、確実に置き換えられている仕事はある。では、置き換えられてしまった人間はどうなるのか?その人間はある程度の割合、新たに生まれた仕事につくのだという。
 
そうやって、産業革命から人類は進化してきた。
 
なるほどねえ。
 
しっかりとしたコマンドを入力すれば、ちゃんとした仕事をしてくれるGPT4。しっかりとした指示をしないと動けない人はGPT4に奪われちゃうのかね。存在自体も。
 
そんな気がしてきた。
 
そして、もう一つ面白かった論文がこれ。
 
価格設定モデルを適切に選択して実装する方法
 
これはすこくおもしろく、ためになる論文だわ。価格設定については、他業界ですでに実証済みのアイディアを借用すると、イノベーションにつながることがおおいのだと。
 
で、価格設定プランのメニューはこれなんたとか。
 
【利用ニーズの異なる顧客を満足させたい場合】
無制限/オールインクルーシブプラン
アラカルト/アンバンドリングプライシング
メータリング
非伝統的なタイムベース課金
共同利用、リース、レンタル
【予算の厳しい顧客に訴求したい場合】
分活払い
前払い
上限価格/定額制
先物オプション
【お得の買い物を好む顧客を惹きつけたい場合】
混合バンドリング
累進的プライシング
【価値が不確かな製品やサービスを売りたい場合】
オークション
ロイヤリティ/販売手数料
ダイナミックプライシング
【ビジネスの効率性を高めたい場合】
オフピークプライシング
入会金
 
これ、使えますね。
タイトル:ハーバード・ビジネス・レビュー 2023年7月号